MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

久しぶりのサウナ

昨日、家族で温泉に行き、1時間半ほどサウナに。

繋がっている方々がサウナーで、その効果を耳にしているうちに、少しずつ興味が出てきていました。職場でもサウナの話題が出てきていたので、近いうちにと機会をうかがっていたところです。

しかし、20代の頃、無知で無茶なサウナ浴で体調を崩してしまった経験があったので、今回は少し予習していきました。

 

基本的にはサウナ、水風呂、外気浴をくりかえすといいと知る。水分補給も大事。

サウナ浴は5分くらいで体をならしながら、次は7、8分を3セットくらいでやってみました。

 

次第に「なんだか、いいわー」という感覚に。

汗は出てくるし、水風呂に後頭部が浸かると、得もいわれぬ気持ちよさ。

そして外気浴。空を見上げたら、星が瞬いていて、吹き抜ける風がまた爽快。

サウナ後の生ビールも格別。(しかし、なんだか嗅覚が研ぎ澄まされた?ジョッキの匂いが気になってしまった。)

 

夜は、心安らかに眠りにつきました。

サウナ。これは大いにありだったのかもしれない。

青森は温泉が多いので、いろんなとこに行ってみようかと思います。

運動会雑記

コロナ禍明けの運動会が、晴天のもと行われました。

(ちなみに運動会は、学習指導要領上、マストではありません。特別活動の健康・体育的行事に一例として運動会が記述されています。)

とはいえ、地域住民の注目度も高い一大イベント。久しぶりにマスクを外し、運動会を味わった子どもたちも保護者の方々も、とても充実した表情をしていたように見えました。

 

個人的に意識していたのは、

・休み時間返上の練習は強要しない。(その集団がやりたいと言ったならどうぞ)

・集団づくりは日頃からしておく。

・子どもたちの活動を見守る。(教員が主体的になりすぎない)

 

終わってみて感じたのは、子どもたちが楽しめる。それでいて学校のスペックを超えるような行事にしない。このあたりの着地点について、学校や地域の実情等も包括しながら対話していければいいのかな。

 

運動会という行事を例に挙げてみましたが、みんなが特定の活動に前向きなわけではありません。職員による案件ありきではなく、子ども発信の学校行事の形も模索してみたいですねと、同じ香りのする人と話しながら実現のためのイメージを高めています。

 

学校行事の案件づくりを子ども集団に任せてみる。今秋、周年行事があるので、ふってみたいと思います。

初夏

運動会シーズンが到来中。今週末は多くの小学校で運動会が行われます。

ありがたいことに前任校の運動会にも招待されましたが、現勤務校の日程と重なったため、本日、差し入れを持っていきました。

 

差し入れのケーキを購入したのは、勤務校の地域にある老舗の洋菓子店。

丁寧な接客と目移りしてしまうようなスイーツが印象的なお店。

 

なんやかんやで前任校に到着したのは18時頃になってしまいましたが、元同僚の皆さんに温かく迎えてもらいました。

遅くなったことを詫び、近況報告。

帰り際には、10年前の教え子のお母さんに出会い、四方山話に花を咲かせました。かつての教え子も、自分の道を模索しながら歩んでいるそうです。応援してます。

 

初めて行った洋菓子店の御主人と奥さん、前任校の同僚の皆さん、そして教え子。1時間ちょっとの時間にさまざまな人生に触れることができました。自分も今いるフィールドで励めと背中を押してもらったようです。

 

前任校に向かう車窓から撮った夕陽と岩木山

本州最北端の田んぼにも水が張られたことを知った初夏のひとときでした。

 

どうするオンライン『学び合い』

運動会の準備をしていた放課後、静岡の若者から「6月に1回目のオンライン合同授業、しませんか」とLINEがきました。

5年生の社会科で寒い地域の暮らしについての学習で、ぜひ青森の子どもたちにその実態を聞いてみたいとのことです。

 

やや疲れが溜まっていた体と脳に、さわやかな風が吹き抜けました。これは、来月の楽しみができました。

 

さて、青森と静岡の高学年同士の授業。こちらとしては、北国の暮らしを伝えるだけに留まらず、双方やってみてよかった!となれるような「対象と課題」を考えてみたいと思います。

 

静岡…。うーん、6年社会で、家康の登場はまだ先だなあ。

どうする。でも、楽しみ。

クラブ活動

小学校の特別活動の領域に「クラブ活動」があります。

 

同好の子どもたちが集まり、年間計画を作ったり、自主的に運営したりする時間です。

大事なのは、子どもたちが自主的な活動を楽しむことです。

 

ある研修で、クラブ活動について学び、なるほどなあと思ったことがあります。

それは、あえて先生方が得意ではない分野のクラブを担当するというものです。

例えば、ダンスが得意な先生がダンスクラブの担当になってしまうと、意図せず「指導的活動」になってしまうことがあるためです。

自分が得意なジャンルで、なおかつ、そこに集まってくる子どもたちには、ついつい教えたくなってしまう気持ちもわからなくもないです。でも、度が過ぎると、技能習得が主となり、クラブ活動の趣旨から外れててしまうという理由です。

なので、クラブ活動での教師の立ち位置は、安全上の配慮や子どもたちの見取りといったところがメインとなります。

 

さて、今年度、読書クラブの担当になりました。子どもたちが考えた活動目標は、心静かに本に親しむといった内容です。年間計画を話合うときに、「読書会というものもあるよ」と持ちかけてみましたが、とにかく本を読みたいということです。

 

本好きの子が集まっているので、読書が始まると、本当に静かな時が流れていきます。どの子も心地よさそうに読書しています。私も、少年時代に夢中になった横山光輝三国志があったので、久しぶりに熟読してしまいました。KOEIの三国志シリーズも随分、はまったなあとか思いだしながら。

回数を重ねていくことで、子どもたちが、こんなこともしてみたいなあと動いていくかもしれません。三国志を読みながら、静かに見守っていきたいと思います。

(心の中で横山光輝三国志で小学生と読書会したら、どんなふうになるのかなあと興味が湧いていますが…。)

オンラインゼミ②(見ていないようで見ている)

Q「西川先生は、見ていないようで見ている。このあたりの秘訣は。」

 

A「ゼミ生一人一人に興味関心はある。でも自分に個々のゼミ生の問題は解決できない。見続けること。見続けていれば、何かしらの兆候を感じる。」

 

昔から個々の子どもたちとの他愛もない話は大好きだし、授業中の対話も楽しい。具合が悪そうであれば、声もかけにいく。

でも、以前の自分は、そうやって気付いた「兆候」を自分の力で何とかしようとしていました。自分さえ藻掻いていればなんとかなるという思い込みを免罪符にしていたのだと思います。

 

多くの問答を経て…。今、兆候を感じたときは、目の前にいる集団に解決を委ねる自分になれていることをメタ認知できました。

 

一人一人を見ながらも、子ども集団の有能さを信じる。この観が腹落ちすると、学級担任って本当に楽しい。

時間の共有

3月まで所属していた研究室のOB、OG、オンラインゼミ生を含めた大懇親会が開催されました。

 

残念ながら参加できませんでしたが、SNS等の投稿を見ると、かなり充実した時間だったようで元気を分けてもらいました。

 

私はといえば、今日は息子の野球チームの懇親会に参加していました。なかなか、こういった機会のない数年だったので、親同士て、顔を見ながら話すことや飲むことは、お互いに本音を出し合えたり、笑い合えたりと大いに意味があるなぁと感じました。

 

以前、オンラインは便利だけど、情報の「情」は伝わりにくいという側面もあるという話を耳にし、かなり納得しました。

 

その場で、顔を見て時間を共有する。当たり前のようですが、こんなところにも学校で学ぶ意味があるのだと思いました。

 

そういえば母の日でした。昼飲みで、だいぶ、酔っ払ってしまいましたが、妻の運転で実家に寄って、日頃の感謝を伝えることができました。妻にも感謝です。