カテゴライズ
過剰反応かもしれませんが、陽キャと陰キャという語が聞いていて、ちょっと苦手な言葉です。
陽キャには、前向き、気配り上手、いつも陽気、前髪が短い!?といったポジティブな解釈があるようですが、陰キャにはネガティブなものが多いみたいです。
私が10年前くらいに流行した「勝ち組」、「負け組」みたいなニュアンスで捉えているから違和感を覚えているのかもしれません。
1軍、2軍、3軍・・・もそれに近いかもしれません。カテゴライズすることで、安住の地を得ている人がいるんだろうなと思っています。
(このようなカテゴライズしがちな一因が教育環境にもあったのかもしれません。それは、またの機会に。)
さて、自分というものは、家庭、学校、地域、SNS、職場、趣味、習い事など様々な集団のなかで形作られると思います。
当たり前ですが、環境や状況、気分によって陽なときも陰なときもあるだろうし、グラデーションなときもあるから、2つに括られるものでもないでしょう。
要は人のタイプは簡単に2つに分けられるものではない。
小さな世界の小さなフレームの中で、小さくない違和感を感じているなら、少しずつでもいろいろな集団に所属する。そして、多様な自分を見つめ、自分らしくいられる場所を見つけていけばいいんじゃない?ということを子どもたちに伝えていきたい。
多様な集団を多様に撹拌してみたい。
様々な集団に身を置いたら、こういった言葉を発すること自体に無意味さを感じるようになるんじゃないかなと思っています。