お城だけでなく武家屋敷や寺院が多数、残っています。
「禅林街」といって三十三もの寺院が林のように並木道にそって建っている所があります。
こういった寺町は有事の際、砦となることも意図して作られたらしいのですが、立ち入ってみると、なかなか歴史を感じる趣深い場所です。
日曜日、この禅林街にあるお寺さんで奄美黒糖焼酎の会に参加してきました。
黒糖焼酎に魅せられた住職さんにお出迎え頂き、一室に。
さっそく試飲です。
4つの瓶がマスキングされていて、銘柄が分からないようになっていました。
提供された順に飲んでいくと、どれも抜群に美味いのですが、明らかに口の中に残る香りや度数の違いがあるように感じました・・・。
種明かしをされたら、どれも同じ蔵の黒糖焼酎とのことでした。しかも同じ度数。
ただし、何年も寝かせている大古酒は風味も豊かで、芳醇そのものでした。
また、お寺の由緒等を話しているうちに、母方の祖父の家が檀家だということが分かりました。
特別に過去帳を見せてくださり、若くして亡くなった曾祖母の名前を見つけることができました。
祖父の部屋に飾ってあったセピアの写真を思い出し、感無量でした。