全校『学び合い』3週目の報告、2回目です。
日々、集団が少しずつ形を変えながら形成されています。
課題に応じて一人で取り組む子
同じ学年同士で集まる子
最初から違う学年と一緒の子
あちこち動きまわる子
休み時間のトラブルを引きずっている1年生に寄り添う子
(背中をさすってくれていました。)
変化があって新鮮です。
昨日の実践中、5年生の女の子が話しかけてきてくれました。
さっきまで3年生と一緒に「2けたのわり算」の説明方法を考えてくれていました。
「先生、伝えるのって、本当に難しい。わかっているのに伝えられない。わたしは語彙力とかがないから。うーん、なんて言ったら伝わるんだろう・・・。」
自分と向き合っているんだなあと感じました。
うまく伝えられなかったという事実から、自分自身について教えられているのです。
こういった自問自答が本人の成長につながっていくのかなあと思います。
この子の次のステップは、どんなだろう。
一緒に伝えてくれる友達を探すのか、次回も下の学年と考えることにトライするのか、それとも・・・。
まあ、この子にとっての最適な方法はわかりません。
本人が必要だと思えば、その方向に向かって伸びていくんだと思います。
均質ではない異年齢集団の45分。
あちらこちらで、こんなやりとりや様々な化学反応が起こっていることを考えると、また、わくわくしてきます。