上越教育大学院に所属しながら、勤務先の小学校で実践を積んでいます。
西川純教授が提唱する最先端のアクティブ・ラーニング全校(異学年)『学び合い』を毎週1回~3回ほど、定期的に行うことができました。
体育館などの広い場所で、学年の枠をとっぱらっい、それでいて各学年の学習課題を解決していきます。
自然と異学年の交流が生まれ、学年枠に縛られない人間関係を結んでいけます。
小規模校にとっては、救世主的な実践だと感じています。
思えば、昨年のゼミで、全校『学び合い』について西川教授に相談したとき、以下のようなお話をいただきました。
①社会に出て生きる力はコミュニケーション能力。また、企業が求めている力は異年齢間のコミュニケーション能力。それをダイレクトに高められる。
②小学校で実践したら前後5学年のつながりができ、将来的にもそのコミュニティの繋がりが強まる。
③小規模校であれば、休み時間などは異年齢で過ごしているのに、授業だけ学級という同質集団になるのはどうか?
④教員のメリットも凄い。その場、全校児童の学びの様子を共有することで先生たちの風通しがよくなる。年齢差の隔たりがなくなる。(部活動の先輩後輩のようなため口をきけるようなイメージ)
⑤そして、ほんっとに簡単。研究室に入りたてのにいちゃん、ねえちゃんが実践しても失敗しない。失敗するのが難しい。
この2か月の実践で、多くの効果を実感しています。
今学期の実践を数回、振り返っていけたらと思っています。
上記以外の効果、進め方、反省、子供たちの活躍なども備忘録として。
ちなみに、全校『学び合い』に興味がある方は、こちらの書籍がおすすめです。
もちろん小規模校でなくても実践可能です。