オンライン『学び合い』の準備
昨今の小中、小小連携の「授業」はどんな感じで行われているでしょうか。
当番校の授業公開や卒業した子たちの様子を見合ったり、中学校教員が小学生に合同授業をしたりといった形が多いかと想像します。
ただ、施設分離型の小中学校では、物理的制約や移動の問題、コロナのために行うこと自体、簡単ではなくなってきていないでしょうか。
そこで、そんな制約を突破するオンラインに注目していました。
オンラインで子どもたちが『学び合う』には、一人1台端末で必要なときに必要な人に繋がり、学び合える環境を保障しなくてはなりません。
そのためにZoomのブレイクアウトルームを活用したいのですが、今、私がいる自治体の小中学校はChromebookを使用しているため、Google Meetを活用できないかと考えていたところでした。
今日、たまたまMeetでゼミを開催することになりました。ゼミ後、Meetのブレイクアウトセッション機能を研究室の仲間と試してみました。
【わかったこと】
・ブレイクアウトセッション(ルーム)は100まで設置可能。
・参加者を共同主催者にすることで、個々の意思で、全てのセッションに参加・退出可能。
・Q&Aやアンケートのアクティビティ機能が結構、使えそう。
Meetでも参加100人までの『学び合い』なら実現できそうです。
ミーティング後、g-mailにミーティングの詳細記録データ(ドキュメント・スプレッドシート)が送られてきました。ミーティング内容を自動データ化してくれていたようです。驚き。
つらつら書きました。
学区の子供たちが、いつでも気軽につながれる学習環境ができたらいいなあと考えてます。「ちょっと、他の意見も聞きたいから、A小のみんなに聞いてみよう」「おはよう。これはね…。」とかです。こんな日頃の子ども同士の交流が「中1ギャップ」という溝を小さくすることにもなればいい。
まずは学区の6年生同士のオンライン『学び合い』実践に向けて準備していこうと思っています。
そして、研究室やオンラインゼミ生さんの中学校や高校ともつながれたら面白いだろうなあ、学びの可能性が広がるだろうなあと妄想しています。