MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

子どもたちの将来像

今年度に実践研究している1つに金融教育があります。

 

昨日、今日と院生仲間と、子どもたちが他者と交流しながらどんな将来像を考えていったかを分析していました。

興味深かったのは、子どもたちが自分の将来像を描く際に、ある1つの職業に焦点化している割合が、かなり少なかったこと。

 

将来といえば職業をイメージするのかなあと思いましたが、具体的なライフスタイルを思い描いている子が多いのです。

例として、住まい、家族や大切な人との時間、好きなものに囲まれて生きる、健康、社会貢献などさまざまです。ワークライフバランスについて触れている子も多くいました。

 

お金の学習を通じ、子どもたちは、より自分の将来像の輪郭を描くことができてきたのではないかと感じました。

 

職業にしろライフスタイルにしろ、自らのキャリア像を明確にし、そこに向かっていくために、何をしたらよいかと考えることは、人任せにしない人生の第一歩のように思いました。

 

ちなみに、以下のHPでは、子どものころになりたかった職業に就いた大人の割合がわかります。どのように受け止められるでしょうか。

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