夕方には、自宅にいることができる時間が多くなった1年半でした。
そんな私には買い物・夕飯当番という重要任務があります。最初のころは、手際が悪すぎて2時間以上かかっていたので負担感が半端なかったのですが、最近は、いい意味でこなれてきました。
これは、自分なりの大きな成果です。そして重度のキッチンドランカーになってしまったのは大きな反省点です。
さて、わが子の帰りを家で待ち、「おかえり」と言うことができるのは、なかなか得難く大事なひと時なのではないかと思います。
先日、帰宅してきた息子に
「家に帰ってきたときに、誰かいたほうがいい?」
と聞くと、「うん。いないと淋しい」との返答。
内心、「誰もいないほうが、気楽にゲーム等ができていい」とでも言うのかなと思っていましたが、そうでもないみたいです。
思春期を迎えるころには、この可愛らしい気持ちは消え去ってしまうのかもしれませんが、あと4か月、夕飯のにおいを漂わせながら「おかえり」の言葉をかけていきたいと思っております。
いや、新年度になっても、定時5分前には腕時計を見ながら「まだかなあ」と呟けることができる自分を想像しています。