伝播
読書会に参加しました。対話を通じて、各学校での素晴らしい取組を知ることができたし、一方で、なかなか望む方向に進まない事例があることも話題にあがりました。
改めて、心に浮かんだことは、物事が伝播していくには、身近な人たちがその価値を伝えていくこと。
充分にガラケーに満足していた父をスマホユーザーにする。これは時間がかかった。
仲間や家族が使用し、それとなく有用性やメリットが伝わっていったことで「スマホっていいの?」という気持ちが芽生えたらしく、気が付いたらスマホを手にしていた。
学校の変化はもっともっと緩やかなのかもしれません。
でも、学校というコミュニティには集団がいる。学校以外にも目を向けると、さらに人がいる。ここが突破口なんだろう。
あせらず、あきらめず、多くの同僚や子どもたち、学校に関わる人たちとコミュニケーションを取っていくことが集団の思考の変化を促す。
遠いようで近道だと自分に言い聞かせ、また、明日、学校へ向かおうと思います。