流れるプール
子どもの頃、流水プールというものが流行りました。
円形状のプールをぐるぐると何度も周回します。
自力で泳がなくてよいので、めちゃくちゃ楽です。みーんな同じスピードです。
その流れに逆らって、必死にバタアシして遊んだことも思い出します。
結局、押し流されるのですが…。
あれから何年、何十年、経ったのでしょう。
もし、流水プールのような環境にいるとしたら、少し離れてみることも大事かなあと思うようになりました。俯瞰して見るというか…。
その流れの中にいたら、一定のスピード、一定の温度に馴れきってしまい、いつしか惰性のまま、文字通り、流されてしまっているかもしれません。
ときどき、仲間を誘ってプールサイドに上がってみるようにしたいと思ってます。
流れに逆らうというより、休憩したり、新たな視点を見つけたりするために。