問答(不登校)
ある子から「不登校についてどう思いますか?」と質問がありました。
以下のように答えました。
必ずしも、全ての子どもたちに、今の学校のスタイルに、はまらないよね。だから不登校の子は30万人。長期欠席でカウントされている子も含めると50万人近い。週末、大人の『学び合い』の会を開いたけれど、そこでも話題になった。
ところで「不登校特例校」という学校がある。(板書)
学習指導要領にとらわれない学校のことです。
(「へえ、いいなあ」という声がちょっと聞こえる)
これは今、「学びの多様化学校」と名前を改め、文部科学省も全国で300くらい作ろうとなっている。都道府県を50として単純に割ると、県内にも6校くらいできる。
だけど、これだけの不登校の子供たちがいることを考えると、現状の学校が現代社会に不適応を起こしているという見方もできる。先生たちも、学校教育の当たり前を見直すステップを踏んでいかないといけない。
今、不登校自体は珍しいことでも悪いことでもないと私は考えている。でも、仲間のサポートや声かけがある場所には、行きたくなるんじゃないかな。だからこそ、今、みんながやっている学校で仲間を作る授業は、とても意味があると思うよ。
今日の他の質問は、私自身の学生時代のことや好きな物についての質問でしたが、これはこれで自分をメタ認知するのに役立っています。
僕の好きな色は「モスグリーン」でした。