マネープランゲーム
「やば。借金だらけじゃん!」
「えー。どうする?高級車はむりだよぉ。」
「まあ、たくさん思い出はできたよね。」
グループの会話が家族会議のよう。でも、小学6年生も真剣に考えています。
https://www.zenginkyo.or.jp/education/material/moneyplan/
ゲームを通しながら、支出や収入の計算、年代に応じたライフイベントを経験することで、生活設計を学んでいきます。
「思い出ポイント」というものがあって、これが意外にミソ。
例えば、収入が高い仕事に就いても残業や土日勤務があると「思い出ポイント」は増えない。
子供の数が多いと、「思い出ポイント」も増えていく。支出も多いけど。
このあたりが絶妙で、よく考えられています。
仕事の選択や住宅・自家用車の購入、人生のライフイベントは、数枚あるカードから、班長が引く。
結構、ガチャ的要素が強いゲームですが、子どもたちは、結婚や出産・育児、住宅購入などのイベントを疑似体験していく活動に、やたら盛り上がってました。
(人生ゲームが面白いのと同じで、一緒にゲームした担任の先生方も、前のめりに参加してました。)
私自身、ふり返ってみれば、就職や結婚、住宅購入などにかかる費用や制度は、そのときになって初めて知ることも少なくなかったように思います。
子どもたちは、ゲーム活動を通して、見えてくるもの、感じるものがたくさんあったようです。
お金の勉強をしながら、みんなが幸せになれたらいいですよね。