幸せにつなげる
昨日に引き続き、小学校でお金の勉強を進めています。
今日は「ふるさと納税の控除上限額を調べ、返礼品をどのように幸せにつなげるか200字程度で説明する」という課題です。
以下は、子どもたちが対話を通してまとめた答えの一部です。
・家族みんな肉が好きなので、佐賀県白石町の黒毛和牛をと北海道千歳市のジンギスカンをもらいます。家族みんな喜ぶと思います。そして宮城県加美町の「くるみゆべし」も。これは、おじいちゃん、おばあちゃんが大好きだからです。
・ぼくは、自分の家族と一緒にすごす時間が幸せだと考えます。そこで、岐阜県大垣市の生餃子元気モリモリ100個セット、熊本県天草市の黒毛和牛切り落とし、兵庫県香美町の訳ありガニ3kgをもらいます。ぼくの子たちにいっぱい食べてもらいたいからです。
・私は思い出になるようなものやお得さを考えて福岡県新宮町の「家族で作れるカレーキット」、北海道京極町のタマネギとじゃがいもセット(20kg)です。カレーはみんなで楽しく作れそうだし、野菜セットは納税額が1万円なのにたくさんもらえてお得だからです。
・ぼくは自分の家族と幸せに過ごす時間が大切だと思います。沖縄県名護市のオリエンタルホテル、沖縄リゾート&スパ利用券です。
・私は家族と一緒にご飯を食べて過ごす時間が幸せだと思います。宮城県気仙沼市に納税し、本ズワイガニ、と未来のだんなさんのために「クラフトビールセット」などをもらいます。東日本大震災で被災してしまった気仙沼市のこれからの復興の少しでも手助けになればと思います。家族との時間を楽しくしながら、復興の手助けもできたらいいと考えました。
・私は宮城県白石市に納税し、フロム蔵王マルチアイスをもらいたいです。「おいしい」と笑ってアイスを食べている家族を見てみたいです。そして、関西地方に納税し、家族と旅行したいです。私の家族は笑顔ある家族になればいいと思いました。
返礼品を選ぶ理由に、将来の家族のことを考えたり、今いる家族への感謝の思いを込めたりなど、富を共有しようとするイメージを高めている子たちが多くて素敵なことだなあと感じました。
制度としての控除や返礼品のことを知っていると知らないでは差が出てきます。
ただ、それだけが大事なのではないことを子どもたちが書いた答えが示しているように思いました。