修学旅行前夜

明日から修学旅行です。

3年前は、コロナ禍のあおりを受けて、行き先が二転三転。

急きょ、旅程を縮小して県内1泊2日の旅行となりました。

そのときの校長先生が「ごめんね。思うようにならないで…。」と伝えたとき、「みんなで行けるだけでいいんです。」と応じてくれたクラスでした。

この一言は、見えない相手に何度も計画を１から練り直し、少々、苛立ち気味だった自分の小ささに気付かせてくれました。

そして、子どもたちは素晴らしい旅行にしていきました。
今、見ても集合写真の表情は、本当にいい表情をしています。

今日の帰りの会では、旅行に行けることは、決して当たり前ではないということ。集団生活で折り合いをつけながら、一人一人が70点や80点でも満足できたら、全体では満点の旅行になるんじゃないかなといったことを話しました。

明日の今頃は北海道です。5年ぶり。
まだまだ続く卒業、進学後の長い旅を歩むうえで、自分たちを励ましてくれる思い出をつくる。そんな時間にしてほしいなあと願います。