オンラインゼミ④（教師と学ぶこと）

勤務校の研修主任が『学び合い』について興味を示してくれています。

そして質問をたくさんしてくれています。ありがたいと思っています。お応えしていくことで、自分自身の観を見直すことができるからです。

質問には「やはり教師と学ぶ時間がなければ、学習面での知識・技能もコミュニケーションスキルも身に付かないのでは？」というものがありました。

どのようにお応えしたらよいか迷っていたので、西川先生に質問してみました。

→確かにそういう力を与えられる教師はいると思います。しかし私のような凡庸な教師は、子ども集団の力を借り、全員達成を目指すことでそれらの力を身に付けることが可能だと思っていますと、謙虚に言えばいい。そして、『学び合い』における子ども同士の会話をよく聞いてもらえば、分かる教師には伝わる。

基本、多くの教師は善意で動いていると感じています。研究主任の先生だけでなく、興味をもってくれた方には感謝し、日々、取り組まれていることをリスペクトしなければと思います。

しかし『学び合い』は簡単なようで、やればやるほど、自らの生き方を問われます。

私が私に必要だと思うものは、もがいて探すしかないというのも事実です。