子どもたちとの問答
オンライン西川ゼミの方々が取り組んでいる児童生徒の問答に挑戦してみました。
「みんなにも悩んでいることや考えていることがあると思う。だから、どんな質問をしてもいいよ。なんでも答えるからね。」と投げかけました。(ちょっとドキドキしながら)
すぐに3人の子が手を挙げました。
「大学に行くには、どうしたらいいですか?」
→君が本当に学びたいことがあるなら行けばいい。でも、大学の名前だけで行くのは考え物。奨学金の返済もあるし、学費もかかる。学びたいものが見つかったら、ちゃんとリサーチして学校を選ぶといいと思う。大学以外にも選択肢はあるかもしれないよ。
「時間とか空間について学びたいのですが…」
→時間とか空間は物理という学習にふくまれます。先生も詳しくないけれどアインシュタインという人の相対性理論についての本を読めばいい。入門書として図書室にマンガなんかもあるかもしれない。(ちょっと苦しい…)
「じゃんけんで勝つにはどうしたらいいですか?」(子どもの思考って面白い!)
→それは、この前、学んだ確率の問題だね。最初にグーを出す人?(4,5人)チョキを出す人?(15人くらい)パーを出す人?(15人くらい)ということは、このクラスでだったら、初手はチョキかパーを出してみたら?(もっと苦しい…)
とりあえず答えました。
子どもたちの質問はかなりレベルの高いものだと感じました。次回から、5人くらい質問をするように予告しています。
どんなものがくるのか楽しみな反面、自信をもって答えるには、自分も学んでいく必要があることを実感しました。
子どもたちの素直な質問。ここから教師が学ぶ動機をもらえた感覚です。