浅田家!を見て家族写真の大切さを考える
先日、Amazonプライムビデオで「浅田家!」を見ました。
写真家、浅田政志さんの家族の写真にまつわる実話をもとに構成された映画です。
父にカメラの手ほどきを受けた浅田家の次男、政志は、写真家を志します。
一生にあと1枚だけ撮影できるとしたらという問いに「家族」を被写体にするに行きつきます。政志は、くすぶりながらも木村伊兵衛写真賞(写真界の芥川賞)を受賞するなど、次第に脚光を浴びていきます。そして、全国の家族の写真を撮影していくことをライフワークにしていきますが、そんなときに東日本大震災が発生します。
政志は、被災した家などから回収された家族写真を再生するボランティア活動に励みます。その数8万枚。持ち主に戻った写真は6万枚。もちろん、その中には大切な人を失った家族も大勢いました…。
写真…。数年前、義父が亡くなったあと、古いアルバムを見ながら、思い出話に花が咲き、家族に笑顔が戻ったことを思い出します。写真は、人の記憶だけでは留めておけない、そのとき、その瞬間の思いを凝縮できるし、数年後、数十年後に蘇らせることもできる。
たくさん、家族の写真を撮っておこう。そんな思いにさせてくれる素敵な映画でした。シェア元の記事の家族写真もユニークで素敵です。
浅田さんの写真集をポチってしまいました。Amazonで…。