MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

ネットワーク分析 何が行為を決定するか

読書会グループで紹介されていた「ネットワーク分析」(著:安田 雪)を呼んでみました。

私たち個人や所属組織、産業、コンピューター、企業、インターネット等、さまざまな組織のネットワークには何らかのパターンがあります。その構造について概観できました。以前、読んだアクセルロッドの「つきあい方の科学」・ゲーム理論と重ねながら読んでいきました。

さて、本書に「個々の行為を決定するのは、行為者を取り囲む関係性」とありました。「朱に交われば赤くなる」「人は善悪の友による」といったイメージでしょうか。

 

例えば『学び合い』の授業では、「集団」に課題を示し、「集団」にフィードバックします。個を取り囲む「集団」のレベルが上がることで、個の行為の変容を促すことと関連付けて読みました。

 

現代では、SNSやオンラインのつながりも生まれ、ネットワークの増加、多様化にともない、個の行動パターンの選択肢も増えているように思います。

それでも、対面のふれ合いで感じる表情、ぬくもり、音声。そういったリアルな共有も、ものすごく意味があると感じています。オフ会などで、実際に会うというのは、やっぱり大事だなあ。