読書
読書会。書を読んで、自分で考えて、他者と議論することができます。それが私にとって、成長の機会になっています。年齢も立場も住んでいる所も異なる人たちと話すことができます。それによって、知らなかった世界を知ったり、新しい視点を手に入れたりでき…
ビブリオバトルに参加しました。 5人の方々が、思い思いに1冊の本を紹介し合って、チャンプ本を決める流れです。 今回、紹介された書籍は以下の5つです。 ・ブルーピリオド(山口つばさ) ・ニュータイプの時代(山口周) ・引きこもりでポンコツだった私…
読書会に参加しました。今回の課題図書は、熊本大学の前田康裕先生の「まんがで知るデジタルの学び2」です。なんと、前田先生も参加してくださいました。 「まんがで知るシリーズ」は、若手、中堅、ベテラン、管理職等、さまざまな視点で描かれているので、…
昨日、オンラインの読書会に参加しました。今回の課題図書は石井光太さんの「ルポ 誰が国語力を殺すのか」です。 ルポ 誰が国語力を殺すのか (文春e-book) 作者:石井 光太 文藝春秋 Amazon 話題提供の先生からは以下のようなことを学ばせていただきました。 …
犯罪心理学者の出口保行さんの「子どもを呪う言葉・救う言葉」を読みました。 よかれと思って投げかけた言葉が「呪い」となって思わぬ方向に導いてしまうことがある。そんな言葉を犯罪・非行少年の事例と共に紹介しています。以下が章ごとに記述されています…
現場に戻って、めっきり読書量が減少していたころに購入した1冊。 「第4の波」(著:大前研一) 読書会での話題提供のご依頼をいただき、俄然モチベーションが上がりました。 「第2の波」(工業化社会)のコードに教育を焦点化して当てはめてみると、 「規格…
修学旅行から帰ってきた日。「疲れたでしょう」と気遣ってくれた先生がいました。 「いやあ、宿にサウナがあったので、2日とも深夜に整ってから寝たので大丈夫です!」なんて、軽く応じました。 すると「あら、わたし、サウナ―よ…。」と告白されました。 そ…
小学校の特別活動の領域に「クラブ活動」があります。 同好の子どもたちが集まり、年間計画を作ったり、自主的に運営したりする時間です。 大事なのは、子どもたちが自主的な活動を楽しむことです。 ある研修で、クラブ活動について学び、なるほどなあと思っ…
新年度、現場復帰してから、なかなかインプットの時間が取れていません。そんななかで、上越の会やオンラインゼミに参加して対話することは、その焦りに似た感情をを幾分、紛らわしてくれています。 しかし、1日20分でも読む。そんな時間を作り出すことを意…
小学生のとき、虜になった「ズッコケ三人組」 タイムスリップしたり、宇宙に行ったり、会社を興したり…。個人的に児童文学の最高傑作かと思ってます。 図書館で見つけてしまいました。中年バージョン。 たしか4年生くらいのときに、学級文庫に置いてあったの…
今ほど、ブレイディみかこさんの「他者の靴を履く」を読み終えました。 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」に登場したエンパシーという言葉が特別なインパクトを与えたことがきっかけとなり、「誰かの靴を履く=エンパシー」について掘り下げて…
「最新の脳研究でわかった!自立する子の育て方」(著:工藤勇一、青砥瑞人)を読みました。大学院にきて、わりとすぐ購入していたのに読みきっていませんでした。 本書の2大テーマは「心理的安全性」「メタ認知」です。脳科学的に見ていくと、教師の言葉か…
流動型『学び合い』の授業づくり(著:高橋尚幸先生) 来月、現場に戻ったときの実践イメージを高めようと再読。 『学び合い』実践者の高橋先生がその足跡を記録した貴重な内容だけに、共感、いや、感嘆することばかりなのですが、今回、感じたのは、教師と…
箕面こどもの森学園園長の辻正矩さんの「小さな学校の時代がやってくる」(スモールスクール構想・もうひとつの学校の作り方)を読みました。 日本でのフリースクールの実態、制度のこと、諸外国のオルタナティブ教育やフリースクールを紹介しつつ…。 本の主…
田中孝幸さんの「13歳からの地政学」を読みました。 高1の兄と中1に妹と謎のヴェールに包まれた「カイゾク」の問答により、国際問題を地理・自然・民族などの視点から掘り下げていきます。(「カイゾク」はのちに、アメリカ生まれの日系移民であり、壮絶な…
金間大介さんの「先生、どうか皆の前でほめないで下さい」を読みました。 「いい子症候群の若者たち」の実態をデータに基づきながら紹介しています。 軽妙な書きぶりにいざなわれます。読み進めていくと、途中から切ない気持ちになってしまいましたが、最終…
読書会グループで紹介されていた「ネットワーク分析」(著:安田 雪)を呼んでみました。 私たち個人や所属組織、産業、コンピューター、企業、インターネット等、さまざまな組織のネットワークには何らかのパターンがあります。その構造について概観できま…
せなけいこさんの「ねないこはわたし」(発行:文藝春秋)を読みました。 (せなさんは1969年に絵本作家デビュー。本書は自らの創作経験やおばけとの関わりを原画や資料とともに綴る自叙伝的な内容です) ねないこはわたし 作者:けいこ, せな 文藝春秋 Amazo…
気にはなっていたけれど、なかなか読めずにいた本。図書館に入庫されていたのを見つけ、即、読みました。 マルトリートメントとは、広い意味での子どもへの不適切な関わりを指します。 著者の川上さんは、教室や学校で行われている毒語、威圧、支配、不適切…
上越に行ってきた数日間を時系列で振り返っています。おもに自分用のメモですが、ほんの少しでもどなたかの何かの役に立てば。 まず、移動中に読んだ本です。 「The Long Game」(著:ドリー・クラーク) 本に関する投稿は、いつも難しいなあと思っているの…
SNSや多くのメディアで取り上げられているさる先生。 今春、さる先生の「全部やろう」はバカやろうの続編が出版されるようです。 さる先生の「全部やろうはバカやろう」 GIGA編(仮) https://www.amazon.co.jp/dp/4313654704 とはいえ「全やろ」も読んでいな…
少し時間を見つけて、いいなあと思って購入したはずだった積読たちをAZ(アウトプット前提)で読んでいきたいと思ってます。今、読みたいものから手を付けています。 まず、読んだ本は「ユーモアは最強の武器である」 スタンフォード大学ビジネススクールの…
年末、研修から帰ってきた妻が「主体的ってなによ?」という話をしてきました。 そこから年に数回、不定期開催の教育談義が始まりました。 「主体的とは選べる事じゃない?」と私。 「じゃあ、例えば教師が主体的になりすぎて、かなり作りこんだ授業を展開し…
本日は「特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門」の読書会に参加しました。 著者は西川純教授と西川研OG深山智美さん。 特別支援学級の子どもの一生涯の幸せを保障するために学校は何ができるかをテーマの一冊です。 さて、本日は深山さんのお話も伺…
大学院の研究室では、読んだら得という書籍を紹介してもらえます。例えば以下です。 ・イノベーションのジレンマ ・ブルーオーシャン戦略 ・非営利組織の経営 ・第三の波 ・富の未来 ・ヴィジョナリーカンパニー ・キャズム2 ・フラット化する世界 ・フリー…
今ほど「子どもたちに民主主義を教えよう」の読書会に参加しました。 以下、読書会で示していただいた衝撃のデータです。 日本財団「18歳意識調査」第20回 テーマ:「国や社会に対する意識」(9カ国調査) ~国や社会に対する意識 各国1,000人に聞く日本の若…
「絵巻で見る・読む徒然草」(朝日新聞出版)を読みました。 言わずと知れた古典です。しかし、恥ずかしながら、序段の「徒然なるままに…」や仁和寺の法師のエピソードくらいしか知りませんでした。 キャッチーな現代語訳と江戸時代の絵師・海北友雪の描いた…
先日、紹介した「〈叱る依存〉がとまらない」(村中直人さん)に、いいなあと思った記述があったので引用しておきます。 人が最も多く学べるのはその人が「冒険モード」の時。その本質は「やりたい」「欲しい」という欲求をベースとした主体的な学び方にあり…
村中直人さんの「〈叱る依存〉がとまらない」 若手の頃、「怒る」と「叱る」は違うことを意識せよと言われたことがあります。 「怒る」は怒りの感情の押し付けで、「叱る」はその対象に良くなってほしいという理解でした。 しかし、この書を読み、怒るは悪く…
辻村深月さんの「ツナグ」を読みました。娘の読書感想文の課題図書だったようです。 ツナグ(新潮文庫) 作者:辻村深月 新潮社 Amazon 映画化もされていました。(樹木希林、松坂桃李など) ツナグ 松坂桃李 Amazon 一生に一度だけ、死者との再会を叶えてく…