時を戻そう

以前、鴻上尚史さんの「10年前に戻ってポジティブに考える」思考を紹介しました。

これ、対象を自分以外にも広げられる考え方だなあと、ふと思いました。（トイレで）

（人が何かを思いつく場所は車やトイレが多いそうです。これはインプットされるものが遮断される空間なので、自然にアウトプット型思考になるからみたいです。ちょっと考えたいときは、トイレに本を持ち込まず、車内でも音声をミュートにするのもよいのかも）

たとえば…、子どもはもう成人しているし、自分も妻も仲間もいい年なんだけど…、タイムマシーンに乗って、みんな、10年前に戻ってきた時代が「今」と思うように考えたら、高齢になった両親、家族や仲間、同僚や後輩、学校の子どもたちに対しても今を大事にしながら接することができるなと思いました。

院に進学したこの2年間は、私なりに、子育てや家族と充実した時間を得られました。そんな時間をどこかで欲していたのかもしれません。今日も、夕方、息子を迎え、床屋に行き、ひな祭りの買い出しをして、今、帰宅しました。なんでもないことです。でも、こういった時間の有り難さ、有限さを再考するきっかけにもなりました。

来月、現場に復帰です。自分に与えられた時間内で仕事、家族や仲間との充実を基本線に置いていきます。

せっかく10年前に来たんだし。そう思います。