得する言葉、損する言葉
ふわふわ言葉、ちくちく言葉という2つのカテゴリーに分けて、子どもたちが言葉遣いや対人関係を考える活動やエクササイズがあります。以前、私も実践したことがあります。
例えば、ふわふわ言葉は、ナイス、いいね、ありがとう、おめでとう…とか。
ちくちく言葉は、うざい、むかつく、死ね、バカ、アホ…などの言葉かと思います。
しかし、ちくちく言葉を面と向かって使う大人を見かけません。
こういった言葉を使うリスクの大きさを知っているからだと思います。つまり自分が損する言葉という認識がそこにあると思います。
一方、職場で「おはようございます」「ありがとうございます」「すみません」「お先に失礼します」「何か手伝えることありませんか」といった言葉を言っていくことは、周囲の人たちからの支持を得ることにつながり、得です。だからいくつになっても継続できています。
子どもたちにも、シンプルに自分が「得する言葉、損する言葉」という投げかけをしたほうが、しっくりくるような気がしている小学校教員のつぶやきでした。