彩りある時間
48時間足らずの新潟滞在でした。
その場に足を踏み入れ、その場の空気を吸うことで、やはり得るものは大きいと感じました。
まず、なにより他県中学生の授業(『学び合い』)見学や院生たちとの時間が有意義でした。
学校という場所で、教師は何を伝え、児童生徒たちは何を学び取るべきか。
1つの授業を教師の手立てや工夫だけで完結させるというよりも、その授業1つ1つの積み重ねがどんな方向に向かっているか羅針盤を持つ重要性を再確認。
ただ、その針は知識をアジャイルし、多様な人とディスカッションしないと独りよがりになってしまったり、ぶれたりする恐れもある。
そして、これから日本の教師たちが、どこへ向かえばよいのか、そんなことを考えるきっかけをいただきました。
48時間足らずの滞在。されど・・・
若さが眩しいストレート院生たちからの刺激、
現職院生(他研究室含む)たちとの対話からのヒント、
中学生たちの生の声、
上越の親切な酒屋、
有名なラーメン屋の大盛りと白シャツに付いた赤い汁染み、
登山好きなバーのマスターとの出会い、
メルカリ活用法、
1日2リットルの水を飲む健康法、
帰途、鶴岡から眺めた日本海の夏の夕陽。
密度の濃い時間でした。
有限の時間を自他の未来のために。