MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

諸外国における教員の役割を見て

「学校組織全体の総合力を高める教職員配置とマネジメントに関する調査研究報告書」(国立教育研究所 2017)という資料を見ました。

https://www.nier.go.jp/05_kenkyu_seika/pdf_seika/h28a/kyosyoku-1-8_a.pdf

176pには、日本と諸外国における教員の役割が表にまとめられています。

これをどう見るかは各自によるものと思いますが、ぱっと見たところ、やっぱり日本は多いんだなぁと感じます。

 

PISAショック以来、半日学校から終日学校へ変わってきたドイツも、やや教員の役割が多いようですが、

「社会教育や家庭教育の観点から学校による教育の独占ではないか!?」という批判もあるということです。

多少、強引ですが「教員の役割が多い」は、教育活動の独占という見方が成り立つのかもしれません。

この表だけでも、色々と考えさせれます。

 

この資料には、諸外国の教員の業務、教員養成の実態など、人材バンクによる部活動指導などなど、日本の教育に示唆を与える内容がまとめられています。

 

「学校組織全体の総合力を高める教職員配置とマネジメントに関する調査研究報告書」

タイトル長めですが、なかなか興味深い資料です。