居場所

【居場所】

１ 人などがいるところ。いどころ。「尋ね人の―が分かる」

２ その人が心を休めたり、活躍したりできる環境。「職場に―がある」

居場所という「場所」の潜在的イメージはどこか考えてみました。

家の中なら居間、リビングが浮かびました。

一人でテレビを見てもいいし、みんなでご飯を食べ会話をしてもいいし、時にはソファで寝てしまってもいい、自然体でいれる場所です。

以前、岩瀬直樹さんの「教室リフォーム」を見様見真似して、教室に４畳半の畳とちゃぶ台を教室に置いたことがあります。

子供たちは、そこでオセロや将棋、係のお仕事、読書、おしゃべり、お絵かき、横になるなど、気ままに過ごしていました。家から座布団を持ってくる子も出てきました。

当時の子供たちにとって、ちゃぶ台を囲んでミカンを食べるような、ほっこりできる空間が「心の置き場所」になっていたのかもしれません。

で、ときには一人になれるスペース、一人でいてもいい時間も学校にあればいいなあと思っております…。