MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

ぼちぼち、始めています

ぼちぼち授業を始めています。

今日は、社会科の授業を『学び合い』で行いました。

 

まだノート類が届いていないために、5年生の復習プリントを用意しました。

関わり合いを増やす意図で、国際問題の解決方法を3人以上に説明するといった課題設定です。

 

何を使ってもいいし、誰と学んでもいい。どこで学んでもいい。

でも、全員達成しよう。さあ、どうぞ。です。

 

予想以上の動きが見られました。忘れかけていた隣国の名前や領海の意味をタブレットを使って調べる子、地図帳を拡げる子、縦横無尽に教室を動き回る子。廊下のフリースペースで静かに考えている子。傍から見れば、なんだこれ?ぐちゃぐちゃじゃん!と思われるかもしれませんが、否!聞こえる声や動きから、集団が学びに向かっているのが分かります。ああ、すごくいい。なんだか、ものすごい勢いを感じさせる子たちです。

でも、あくまで教科学習はツールであって、こういった体験を多く重ねていくことで、つながりが生まれ、深まり、何か面白いことができる集団になっていく、そんな予感を感じさせてくれました。

残された時間は3月までの1年間です。彼ら彼女らが進学しても、悩みや葛藤を話し合える仲間を地域内に多数、作ることを念頭に置いています。それが、長期的なセーフティーネットになると思っているからです。

明日の道徳の授業では、ゼミの対話形式を取り入れてみることに挑戦してみようと思います。そのためにも、自分もインプットと対話を重ねていかねば、と思う今日この頃です。