MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

オンライン『学び合い』が熱い

本日、静岡と青森のオンライン学習の2回目を行いました。

 

【今回の課題】

5年生(静岡):「社会科」雪国の暮らしのメリット・デメリットを調査し、自分が住みたいのは、静岡か雪国かまとめることができる。

6年生(青森):「社会科」東日本大震災が発生したとき、市や県、国はどのような取り組みをしたのか5年生に分かるようにまとめることができる。

 

PadletとZoomを活用し、交流しました。

子どもたちは、Padletは、初めて使うに等しいにも関わらず、お互いの交流を図るために、スレッドを立ち上げて応答し合ったり、自分の住んでいる地域の画像や情報を貼り付けたりしていきます。

画像の貼り付け方などは、勝手に子どもたちの中で伝播していき、最終的に出来上がったPadletは、静岡と青森の情報満載の地域資料になりました。

そのカテゴリーは、祭り、風水害、自然、食、気候、雪かきの大変さ…と多岐にわたります。授業時間内に新たな情報が次々と加わり、出来上がっていくのは壮観の一言でした。1人の教師の力では到底、作れないような充実した資料です。子ども同士のやり取りも、実に面白い。

Zoomは、PCが教室内に数台あったため、声が聴きづらいという一面がありましたが、ホワイトボードを活用している姿など、何を使ってもいいという条件下で、子どもなりの工夫が見られました。

 

あれこれ指導をせず、集団に任せてしまう。かなりアクティブな学びになったように思います。次回は、全員達成をあきらめず、達成しよう。そして、そのために出来ることにトライしていこうと両校の子どもたちに伝えました。

 

次回、どんな姿が見られるか興味が尽きません。そして、この繋がりをさらに広げていけないか模索していこうと思います。