飛び込み授業してきました

市内の小学校からのオファーをいただき、授業をしてきました。
５年生の子どもたち約50名。学年2クラスの合同『学び合い』です。

「対象」と「課題」（ミッション）があれば、集団は自走していくこと。そして教師の「語り」をその推進力にする。このセオリーだけを意識しました。
というわけで、今日は、教職18年＆院生生活2年間で、腹落ちしたことをストレートに子どもたちに伝えました。

「ここにいるみんなが一人残らず幸せに生きていくために大事なことを今、学校で学んでいこう」といった感じです。息子と同学年の子どもたちだったので、より思いを込めてしまいました。

また、子どもたちの活動を見ながら、担任の先生方の質問に答えたり、語り合ったりすることができました。
「子どもたちの表情が、2時間ずっといきいきとしているし、子どもたちのためになるっていう活動が大事なんですよね。春に来てもらえればよかった」と感想をいただきました。ありがたいことです。

担任の内、お一人は、昔、ご一緒したことがある先生でした。目の前の子ども達の行動や表情を見取って、『学び合い』の核に迫るフィードバックしてくれたのは、相変わらずすごいなあと感じました。また『学び合い』の授業に興味をもっていただけたのが嬉しい。

また、来週行きます。「週イチでできる！アクティブ・ラーニングの始め方」（西川純：東洋館出版社）をお貸しすることになりました。
仲間と手を取り合いながら試行錯誤する経験が、この子たちの未来につながったらいい。

いやぁ～、子どもたちの学び合う姿って、本っ当にいいものですね～。（水野晴郎氏風に。40代以上しか認識しないかしら）