学級経営伴走ゼミに参加して
上越教育大学の教職大学院の同期だった現職さん(赤坂研究室)が主催している「学級経営伴走ゼミ」(オンライン)に参加させていただきました。もともと学級経営について関心があるのですが、院で学んだことを還元したいという高い志に刺激を受けるために参加しようと思いました。
2年間の学びを伝えるアクションに参加者のリアクションが生まれ、学びが積み重なっていく時間。本当に多くの気付きを得られました。
繰り出される言葉たちに、アンテナが数々反応したのですが、その中の1つ。
「6年生が安定している学校」
初めて高学年を担任したときに「6年生の姿は学校の鏡」と言われたことを思い出しました。
現在の学校のシステム上、子どもたちの育ちが歴代の学級担任の属人的な力量に依る部分は多いと思います。しかし、担任も専科もTTも管理職も保護者も含めた大人が6年間という月日をかけた結果が現在の6年生と捉えることも、また必要なのだと思います。学校として、どんな6年生に育てていくか。さらに学校教育は中学、その先の未来の姿にどのように繋げていくか。
仮に6年生が学校の目指す姿を体現できているとして、その姿を他の学年に無理なく伝えていくとしたら、どうしたらいいか?
やはり、私には日常的な異学年による授業(学校生活の大半)が、子供も教職員同士も様々なものを伝達できるには最短距離だなと思いました。
学びの多様化が話題になってます。これからの学級経営はどのように変わっていくのか、いや変えていくのか。学校、学級という枠組みも多様になるのではないかなと期待している自分がいます。
上越で繋がったご縁に感謝。