『学び合い』がブレない理由
金曜日に2年生と6年生による合同『学び合い』をしました。
その威力たるや。
6年生には、上級生だから、ちゃんとやれよ!なんてことは言いません。いつも一緒にいる人たち以外と触れ合うことによるメリットは、とんでもないんだよね〜と伝えていました。
中休みが終わり、授業開始。両学年の課題を伝え活動スタート。6年生は、あっという間に素敵なお兄さん、お姉さんになっていきます。
縦割り班で一緒の2年生を遠くから見守りつつ、クラスメイトに関わり方のアドバイスをする様子。うんうんと頷きながら、2年生のお話を聞く様子…。あちこちでさまざまな関わりが生まれていきました。
その関わり合いを見つめながら、担任同士で『学び合い』のことを話しました。
ここに1年生がいたら、また違う2年生の姿も見られること。異学年で学び合うことが双方の得になっていること。これからの授業のあり方など。そして、この姿が数十年後のこの地域に生きる青年たちの姿だったなら素敵ですよね〜なんてことを話しました。
授業後。なかなか2年生の子たちが帰りません。6年生に抱きついて離れないのです。抱きつかれていた6年生のある子が、「今日、わたし、凄い数の友達ができた!」なんて言っていました。
また、6年生同士の関係性も深まっている様子も見てとれました。
こんな姿を見ることができて、嬉しいのは嬉しいのですが、子どもたちが体験して感じたものが、自分の幸せや学校に来る意味に繋がっていたのなら本望です。
私はといえば、子どもたちの姿が『学び合い』実践をブレずに強固にしてくれていることを感じています。