MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

大学院

学級経営伴走ゼミに参加して

上越教育大学の教職大学院の同期だった現職さん(赤坂研究室)が主催している「学級経営伴走ゼミ」(オンライン)に参加させていただきました。もともと学級経営について関心があるのですが、院で学んだことを還元したいという高い志に刺激を受けるために参…

大学院の仲間と再会(オンライン)

上越教育大学教職大学院で共に学んだ現職教員の仲間と久しぶりにオンラインで話しました。 彼らとは議論や協働、発表等を通して、多くのことを学べたし、ご飯を一緒に食べたり、ちょっと旅をしたりとよい思い出も共有しています。修了後は、なかなか顔を合わ…

問答の意義

本日、上越教育大学の現職院生さんと「問答タイム」についてお話ししました。 おかげさまで、子どもたちと問答をする意味や価値について深めることができました。 「問答タイム」は、始めて4ターンくらいなのですが…、子どもたちが親以外で身近にいる大人の…

時間の共有

3月まで所属していた研究室のOB、OG、オンラインゼミ生を含めた大懇親会が開催されました。 残念ながら参加できませんでしたが、SNS等の投稿を見ると、かなり充実した時間だったようで元気を分けてもらいました。 私はといえば、今日は息子の野球チームの懇…

得難い関係

ありがたいことに、3月までゼミの同期で、今春から教壇に立った初任者たちから、ちょくちょく質問が来ます。 現場のエトセトラもそうですが、保険や共済についての質問もあります。確かに20年前の自分は、これ関連については本当にさっぱりでした。気楽な独…

ゼミの若者「たち」から

昨晩は、今春から現場に立った若者たちから「今、いいですか?」とLINE。 …からの電話。 話題は、T君のSNS投稿に対する西川先生のリアクションについてです。 T君は、投稿記事で、僕「たち」という表記をしていました。その表記に対する西川先生のリアクショ…

ゼミの若者から

西川ゼミで一緒だった初任2年目の若者からLINEがありました。 「今日、電話いいですか」と…。 内心、重い相談事だべかと頭をよぎりましたが、教育意欲あふれる若者だけに、それはない、ないと気楽に構えていました。 着信。第一声も明るく、今年、情報主任に…

ああ、新潟

大学院修了の実感とWBCの侍ジャパン優勝の興奮が醒めない今日の午後。 西川研究室で苦楽を共にした現職の方から贈り物が届きました。 (苦楽というよりも、充実の日々でしたが) 新潟県は小千谷の地酒3本!と名物のへぎそば。 新潟の風土、そして2年間の時…

人の幸せを喜べる人に

いつぞやのゼミでの言葉。 「人の幸せを思いきり喜べるように。あなたが思いきり幸せになればいい。」 とても幸せそうな師に出会い、足元の幸せを見つめ、感じるようになりました。 幸せな人と触れ合うことが、子どもたちや大切な人を幸せにしていくのだと思…

最後のゼミに向けて

先ほど、上越に入りました。 こまめに休憩を入れて、今日は11時間かかりました…。 明日。最後の学年ゼミです。 PCを開き、ゼミの質問記録を見ると、自分の質問と気になったゼミ生の質問、合わせて350ありました。 『学び合い』、教育、幸せ、健康、投資、…

復帰後の落とし穴は?

修了、現場復帰が近づいています。 ゼミで『学び合い』を学んだ現職教員として、復帰後に何か落とし穴がないか聞いてみました。 【とある日のゼミの問答】 私:おそらく異動だと思う。40代でも「おはようございます」「ありがとうございます」「すみませんで…

今日の西川ゼミ問答(「弱い紐帯、強い紐帯の解」)

今日のゼミでは、「ネットワーク分析」の読書会で、私の理解が追いつかなかった箇所について、西川教授に質問しました。 (注) 「弱い紐帯」…あまり親しくない友人、会う機会の少ない疎遠な知人の間にある繋がり 「強い紐帯」…家族、親しい友人、学校や職場…

時を戻そう

以前、鴻上尚史さんの「10年前に戻ってポジティブに考える」思考を紹介しました。 これ、対象を自分以外にも広げられる考え方だなあと、ふと思いました。(トイレで) (人が何かを思いつく場所は車やトイレが多いそうです。これはインプットされるものが遮…

教育の結論は教師

本日、現任校にて、大学院の支援実習についての報告会を行いました。全職員が集まってくれました。 2年間、実践に協力いただいた、全校『学び合い』、オンライン『学び合い』、金融教育の実践について報告させていただきました。 教職員のポリシーや指導観を…

「蜘蛛の糸」と集団づくり

修了を控え、書籍やゼミでの対話記録を見返しています。 本日、目に留まったのが「教師が個を救うには」という過去のゼミでの質問です。 Q:教師をしていると、気になる子の存在に注意を奪われてしまう。その子を救うにはどうしたらよいか。 →その子を救いた…

内なる思いは対話を通してより明確に

教職大学院の院生には、ストレート院生(学部卒)と現職院生がいます。 若いストレート院生さんたちも、入学年度が早ければ、もちろん先輩です。入学時には、若者たちから、大学のこと、研究室のこと、SNSのこと、教授陣のこと、講義のこと、町のこと、読ん…

教職大学院へ

教職大学院の修了が近づいています。そもそも、なぜ上越教育大学へ内地留学したのか。18年の教員生活と共に後押ししてくれたものをふり返ってみました。 1.子どもの「その後」について考え始める ①出会った子どもたちは可愛い。一人一人に寄り添おうと思う…

「The Long Game」

上越に行ってきた数日間を時系列で振り返っています。おもに自分用のメモですが、ほんの少しでもどなたかの何かの役に立てば。 まず、移動中に読んだ本です。 「The Long Game」(著:ドリー・クラーク) 本に関する投稿は、いつも難しいなあと思っているの…

5日間

上越教育大学教職大学院の学修成果発表会を終え、先ほど帰宅。 ストレート院生との愉快な交流。 現職院生さんとは長野県の学校訪問を兼ねた男3人旅。 そして大学時代の友人と大宮で再会。中身の濃い5日間でした。 駅まで迎えにきてくれた妻の車に乗って帰宅…

ジョン・C・マクスウェルの言葉

よく顧客やファンを大事にしたときから、売り上げや業績が伸びたり、その業界での評価が上がったりしたという話を聞きます。 考えてみれば当たり前です。独りよがりではなく、相手や対象をのことを大事に思う心に従った言動により、周りからの評価が上がった…

物欲がないわけではない

研究室のメンバーは、互いの誕生日にプレゼントを贈りあっています。 いい文化だなあと思ってます。 さて、私は昨年、ブルーライトカットの眼鏡(すごくいいです。愛用してます) 今年はAmazonギフトカードをリクエストしました。 で、この度、お正月のセー…

これからの英語教育で求められる能力

息子くん、近日中に英検の試験があるようです。ボーダーすれすれらしく尻をたたかれて、がんばっているようですが、本当に英語に興味あるのかなあと思うような言動が見られています(笑) そんな姿を見ながら、ゼミで西川先生に英語について質問したことを思…

当たり前の日常=幸せ

先日、研究室のM1の若者たちからインタビューを受けました。 教師の幸せについてです。 のっけから妻との出会い、結婚、家庭生活などの直球の質問でした。 おじさんは内心オロオロしていました。まあ、でも1時間弱、楽しくお話ができました。 で、「家庭で…

お金の学習(振り返り)

本日、研究室のチームの皆さんと学会に参加し、実践発表を行いました。 『学び合い』による金融教育(小・中・高)です。 私なりの学びを振り返ってみました。 お金。生活とは切り離せません。また、得や損がわかりやすい側面もあるため、多くの学習者の興味…

ゼミ振り返り(12/9)

今日は2つの質問を西川先生にしました。 ①中学校単位の地域コミュニティの核として学校を考えたとき、統括するような校長がいたほうが物事がスムースに進むのではないだろうか? →何かを始めることができるのは、最前線で実働している人たち。地方の教職員…

子どもたちの将来像

今年度に実践研究している1つに金融教育があります。 昨日、今日と院生仲間と、子どもたちが他者と交流しながらどんな将来像を考えていったかを分析していました。 興味深かったのは、子どもたちが自分の将来像を描く際に、ある1つの職業に焦点化している…

人を見るセンサーは人

前回のゼミでは、西川先生に「教師の力量を見るには」という質問をしました。 以下のように答えていただきました。 それは、アウトプットで見るしかない。力量を定めているのはフィロソフィー(哲学・理念)の問題。 若いゼミ生には、学校で生き残るために「…

どこでもドア

青森から新潟県上越までの移動距離はおよそ560km。 所要時間(自家用車)およそ9時間。 長距離、たった1人での運転は、かなりこたえます。 ・・・が、オンラインなら一瞬。 どなたかが言っていましたが、もはや現代の「どこでもドア」です。 本日、院生…

発話分析

所属している研究室では、子供たちにボイスレコーダーを装着し、その発話を研究材料とします。これらの発話記録を取りまとめるのは、なかなかにハードな作業なのですが、聴いていると様々な発見もあります。子供たちの発話分析は宝探しのようだという考えも…

ゼミ振り返り

本日の上越教育大学院の西川ゼミ振り返りです。 ①オンラインで『学び合い』をした結果、予想どおり、参加児童の距離が近づいたことを実感している。子供たちはブレイクアウトルームを交流の場として選択せずにチャットやドキュメントの共同編集による交流を…