oViceの可能性
本日、オンラインゼミメンバーの方のSNSで、バーチャル空間で授業やグループ学習ができる「oVice」(オヴィス)というサービスの情報を教えていただきました。
いわゆるメタバース(ネット上の仮想空間)で、自分と相手のアバターが近づけば、声が大きくなり、離れれば小さくなる距離感をつかめるバーチャル空間です。
まるで友達と隣で話しているような教室環境を再現できそうなのです。
さて、僻地や少人数のクラスの学校では、よく子どもたちの人間関係の固定化、表現力の不足、そもそも話合いが苦手といったことが課題と感じられることがないでしょうか。
また、所属人数が少ないことから、子どもたち同士の交友関係の輪も小さくなってしまっているんだよなあと感じることがないでしょうか。
私の所属している研究室では、先達が異学年や全校児童生徒による『学び合い』について実践研究を進め、僻地や小規模校の子どもたち同士の会話の質の向上、人間関係の深まりなどについて明らかにしています。
さらに、校内だけでなく、中学校区の学校同士などの異校種、さらには地域等と連携をすることで、より多様な人と関わる可能性は高まります。
かといって、コロナ禍の中、合同学習による制限、日程調整、移動費などの問題もあります。
そこで、「oVice」
昨年、研究室の仲間と「SpatialChat」というサービスにも注目しましたが、そのとき以来の「これは!」感を覚えています。
俄然、もっと調べてみたい案件です。