MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

我以外皆我師

息子の野球チームの指導者は、大学生の若者たちです。若者たちの中には教職を目指している方も数名いるので、子どもたちと触れ合えるのは良い経験になっているとお見受けしてます。

また、子どもたちも爽やかで年齢が離れすぎていない若者たちと関わるメリットは大きいと思ってます。

 

先日、立ち会い当番でした。練習を見守っていました。

 

ある指導者の方が、まずチーム全体に課題を伝えます。

プレー開始。すると、うまくできずに泣いてしまった子がいました。

ここで、その方は、待ちの指導ができていて、感じいってしまいました。

 

その子を見ているけど、必要以上に声をかけない。しばらく見ているとチームメートたちがその子に発破をかけていきます。そして横のつながりが生まれていく様子が見てとれました。

 

私が教員、野球経験者ということを知っているので、ときどき相談も受けますが、数年前まで現役バリバリの高校球児だった若者たちに基本お任せです。

にしても、必要以上に1人の選手に首を突っ込まずにチームのつながりを生んでいることは素晴らしいですよ!とそっとお伝えしました。

 

私だったら、この若さでこの指導はできません。多分、喜怒哀楽が激しい子に注意がいってしまっていたと思います。あ、こりゃいかん。集団を信じないとなあと思い直すまでの時間は短くなりましたが、今も正直、怪しいときがあります。

 

年齢を重ねているから熟達しているわけではない。若者たちから貴重な気づきを頂戴しています。

 

※画像は娘が焼いたクッキー。食べてしまうのがもったいないけれど、こちらもありがたく頂戴します。

f:id:jacksan0703:20221224154215j:image