ゴーール!のその先
森保ジャパン、私は好きです。
想像を超えませんが、チームマネジメントの仕方が選手同士の対話を促しているようで。
その手法、采配には様々な意見を見聞きしますが、海外トップリーグで鎬を削るメンバーが集うサムライブルーたちは、リーダーとしての森保さんを認めているように見えます。
グループリーグ突破云々はどうなるか知る術もありません。しかし、目指すべき場所を示し、そこから逆算する思考や選手の自立を促していたように解釈している私は、一教員として感銘を受けました。現時点でベスト8をあきらめないチームには充分になっていると感じています。
さて、ドイツ戦勝利後、マスコミやネットのコメント欄は2010年の「岡ちゃん、ごめんね」の再現みたいになっているのを見て、結果は多くの人を納得させるのに有効だと再認識しました。(コスタリカ戦後に、また掌返し。勝負の世界は本当に厳しいですね)
ところで、学校で結果を示すといえば、なんでしょう。色々とあるかと思いますが、その中の1つに学力向上というものもありそうです。
多くの学校が学力の向上を掲げているので、『学び合い』実践者としては、学力向上を目に見えて示すことが、その有効性を認識させるためには手っ取り早いし、一般受けするのかもしれません。
でも、
学力向上は子ども集団の『学び合い』の副産物にすぎない。
子ども集団が中長期的に目指す場所はどこなのかを見据えないと。そして日々のゴールの先や卒業というゴールの先を示さないと。
今日、授業をしながら、つくづく思いました。