学んでいるのは人間性
先日、息子が所属している野球チームの公式試合がありました。
残念ながら試合には負けてしまいましたが…。選手たち(子どもたち)は、それはそれは懸命にプレーしていました。
しかし、結果が伴わないときだってあります。そんなとき、側にいる大人はどんな言葉かけをしていくか。
少年野球の監督の役割は、試合状況を見ながら、客観的に、そして冷静に声をかけることが重要だと思います。そして、子どもの成長を中長期的に捉える視点をもつことも。勝利という短期的な目標にこだわりすぎると、大事なものを見失います。何を言いたいのかというと、選手たちは、大人の駒でも道具ではないということです。
また、子どもたちは大人の言動に少なからず影響を受けています。その一言で救われることも、その一言で野球が嫌いになってしまうことも十分にあります。ピンチのとき、自分たちを奮起させたいとき、そして仲間や対戦相手を敬う声掛け…。こういったところに技術以上に学ぶものが隠れているように思います。
学校で子どもたちの前に立っている自分にも投影すると、子どもたちは、教科の技能等以上に感じ取っているものがあるのだと思います。子どもにとって、身近な大人の1人として、自分自身の生き方を見つめなければと思います。