成長に触れる喜び
ついこの前…。
十数年前、うちの娘が初めてトイレで用をたせたとき、夫婦でめちゃくちゃ喜んだことが話題になりました。「やったぁぁぁ!」とハイタッチして喜んだ記憶があります。子どもが何かを成し遂げるってのは、こんなに嬉しいんだなあっていう感動がありました。
ちょいと例えが、あれですが…。
そう考えると、学校現場には、成長過程真っ只中の子どもたちがいるので、感動に満ち溢れています。見方によっては他愛もないことも、子どもが懸命に取り組んでいることは、それだけで価値があります。
だから、教員って、ものの見方をシンプルにすれば、ものすごく魅力的なお仕事だと思います。あれが出来ない、これも足りないではなく、何かを出来るように、近づけるように一歩進んだだけでもいいんだと思います。
現場に戻り、ひと月。
日々、大なり小なり可能性を感じさせてくれる生命に触れているんだと思うと、ありがたいなあ、教員冥利につきるなあと思います。