オンラインゼミ②(見ていないようで見ている)
Q「西川先生は、見ていないようで見ている。このあたりの秘訣は。」
A「ゼミ生一人一人に興味関心はある。でも自分に個々のゼミ生の問題は解決できない。見続けること。見続けていれば、何かしらの兆候を感じる。」
昔から個々の子どもたちとの他愛もない話は大好きだし、授業中の対話も楽しい。具合が悪そうであれば、声もかけにいく。
でも、以前の自分は、そうやって気付いた「兆候」を自分の力で何とかしようとしていました。自分さえ藻掻いていればなんとかなるという思い込みを免罪符にしていたのだと思います。
多くの問答を経て…。今、兆候を感じたときは、目の前にいる集団に解決を委ねる自分になれていることをメタ認知できました。
一人一人を見ながらも、子ども集団の有能さを信じる。この観が腹落ちすると、学級担任って本当に楽しい。