オンライン『学び合い』をテキストマイニング
子供たちに「どのように学んだか」という観点のリフレクションをテキストマイニングして、実践(3回分)の全体像を確認してみました。
2校の子供たちの学び方、関係性の変化が大まかに見えました。
1日目は、タブレットや教科書を中心にしていて、あまり子供同士が繋がらなかった印象でしたので、なるほどと感じました。
2日目は、相手を意識し始めて交流が生まれてきたためか、それぞれの校名が大きく表示されるようになっています。(画像では校名を加工)また、話し合うというワードが大きく表示されました。他にも他者、他校の子供との関わり合いが生まれてきた回です。
3日目は、生かす、助ける、繋がるといった語句のほかにも、楽しい、うれしい、いい、上手いといった感情を表す言葉も見られてきました。
今日は、社会科の戦国時代を概観する資料作成が課題でした。
Googleアプリの使い方なども伝え合いながら、なかなか見ごたえのあるスライド資料ができました。(私一人で作成したら8時間くらいかかりそうなやつです)
以下、子供たちの感想です。
「(今日で一旦終了)ちょっと楽しいような悲しいような」
「中学校でこういう人たちに会えると思うとわくわくする」
「会えるのが楽しみ。特に〇〇さんに会いたいです」
「やる前も思ったけれど、人とコミュニケーションをとることができると、問題・課題も解決しやすいと思った」
「最初は「学力」が大事だと思っていたけれど、今は「他者と協力すること」が大事だと思った。〇〇小の人たちと一緒にいろんな勉強をして、他者と協力しあって勉強することは、こんなにも楽しいということを知ったから」
子供たちがやり取りをしていたチャットにも「一人も見捨てないで」という言葉がちらほら見えていました。もしかすると、これらのコメントを残した子たちが、2校の子供集団をリードしていた子たちかもしれません。