パーキンソンの法則
パーキンソンの法則(イギリスの歴史・政治学者パーキンソンが提唱。英国の官僚制を幅広く観察した結果に基づく。以下概要)
①仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。
②支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。
イメージとしては、どんなに大きな冷蔵庫を買っても必ず満杯になる。(引用:Wikipedia)
私も時間があるなと思うと、持ち時間全てを使ってやろうとしていました。土日も出勤していたし、時間をかければ、いいものができると思っていました。何より忙しい自分に酔っていたのかもしれません。
ある書物に、バブル時代の公共事業濫発について触れられていました。これが教育公務員の働き方と重なります。作った道路や橋を使って、時間を短縮できたなら、その余白を自己投資や家族との時間、リフレッシュに活用したらよいのに、また道路を作る。それ以外、やることなかったのかと。あ、これ、自分にも当てはまるです。
定時になったら帰る。または、同僚を巻き込んで定時で帰れるような授業スタイルやシステムを構築する。今は、これが子どもたちのため、組織のため、教師を目指す若者のためだと思えるようになりました。また、そういう言動が求められる年齢にもなりました。
あと、ときどき、管理職が早くお帰りになることに疑問を呈する方を見かけますが、個人的に、管理職には定時出勤、定時退勤を率先垂範してほしいと思うし、応援しています。例えば教頭さんに相談があるなら勤務時間内に。対面にこだわらずICT等を活用するなどして。これもシステムやマインドセットの問題かなあ。
まずは自分から。そして身近なところから進めていってみようと思います。