『MANABIAI』
最近、週1でやってくるアメリカ人のALT(Assistant Language Teacherの略)との会話が楽しく、アメリカの金融教育や進学のことなど、個人的に興味関心があることを話題にしています。
ところが、ALTは日本語が微妙。私は英語がかなり微妙。それでも「Oh、ワタシもベンキョーになるから…」と言ってくれる前向きなALTなので、わりとぐいぐい話しかけています。
が…、金融教育、株、投資、終身雇用、日本の学校の印象、実際のところ、どのくらい、興味がありますか?…etc.
これら、いったい、何て表現するのか?困ったことに出てきません。なかなか脳内変換できないので、必然的にスマホ翻訳を使いながらのコミュニケーションです。それでも、あ、伝わったかな、理解できたかなというときは、お互い笑顔になり快感です。
最近、ルーツや環境が異なる方と関わることで、自分の考えのフレームが変わることを実感するし、なにより、このALTとの会話は、互いの言語力だけではコミュニケートできないので、「伝えたい」「分かりたい」という気持ちが湧きます。お互いにどんなことを考えているのか理解しあえたら、自分や同志がねらっている授業の形『JAPANESE MANABIAI』がアメリカにも伝わるかも!と妄想しています。
先日、参加した読書会で、個々のネットワークを考えると、その人の言動やふるまいの理由が見えてくると話題になりました。ALTの育ってきた環境やネットワークといった背景を想像し、アメリカと日本の関係性を考えてみるのも面白いなあと感じています。
ALTと話すのが楽しい。
こんな気持ちは教員生活で初めてかもしれないなあと、自分の行動の変化に驚いています。これも、自分のネットワークが少し変化したからなんだと思います。