MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

教職大学院のフォローアップセミナー

上越教育大学教職大学院のフォローアップセミナーに参加しました。 院を修了され、現場で活躍される5名の先生方が話題提供してくださいました。 メモや考えた内容を備忘録として残しておきたいと思います。 〇タスク管理 to do リストの活用。すべき仕事の…

全校『学び合い』振り返り②「ルール作り」

1学期最後の全校『学び合い』は、 「トイレのマナーを良くするために、自分たちでルールを作ろう」 というものでした。 近年、男子トイレの大便器の中にトイレットペーパーを詰まらせる事件が、頻繁にありました。 こういったトイレ問題は、何かしら困って…

バイブル

ビジョナリーカンパニーZERO この1年間に読んだなかでは断トツでした。バイブル的1冊になりそうです。 永続する偉大な企業、そうではない企業の実例をもとに、ビジョンをもつ重要性が、びしびし伝わってきます。 教育というフィルターを通した読後感を述べ…

自力解決の時間

授業の中に「自力解決」というシーンがあります。 文字通り、自分一人で解決する時間、自分一人で思考を深める時間です。 昨年、大学院の講義で、授業に「自力解決」を取り入れている国は世界の中ではごく少数であることを知りました。 (受験戦争が盛んなア…

カットハウス観察

先日、息子の散髪をしにデパート地下にあるQBハウスさんに入ってみました。 メニューは1つヘアカットのみ、でもカットしないのは安心というフレーズが、なんか素敵です。 さて、週末なので30分待ちでしたが、お店の様子を観察しているとすごい回転率。 まっ…

命は天にあり、体は我にあり

この1週間、胃腸炎&発熱で、もう最悪でした。 ほぼ床に臥せる日々の中で、おぼろげに感じたことをつらつらと文章化してみます。 ・健康管理はリスク管理 床に臥せる時間が長いと、基本的に自分の健康を通常運転に戻すためだけに費やすため、全く生産的であ…

地域とともに

前任校では、学習発表会を地域の文化祭にタイアップして行った年度があります。 これは地域と学校の協働活動になっていたなあと思い出しながら書いています。 場所は、学校から徒歩5分くらいの地域の公民館です。 この場で小学校は各学年の発表をしました。…

夏野菜と

家庭菜園の夏野菜が実ってきました。 雑草もすくすくと実っています。

いざ「獺祭」 

今月が誕生月だった私。 「『獺祭』の挑戦」を読み、興味津々だった御本体を家族からプレゼントしてもらいました。 満を持して飲むぞと決めた日。 恥ずかしながら、軽く?熱中症になってしまい、頭痛がひどいため早々にダウンしました。 その日、私の心とは…

ビジョナリーカンパニーZERO

ジム・コリンズ、ビル・ラジアーの「ビジョナリーカンパニーZERO」を読んでいます。 ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる 作者:ジム・コリンズ,ビル・ラジアー 日経BP Amazon 第1章から琴線に触れる言葉の連続…

彩りある時間

48時間足らずの新潟滞在でした。 その場に足を踏み入れ、その場の空気を吸うことで、やはり得るものは大きいと感じました。 まず、なにより他県中学生の授業(『学び合い』)見学や院生たちとの時間が有意義でした。 学校という場所で、教師は何を伝え、児童…

久しぶりの新潟

8時発、17時着。 朝から左足の母指球がものすごく痛かったり、洗い物のグラスを豪快に割ったりしてました。 “気を付けて行きなさいよ”という天の啓示だなと、そろーりと慎重に出発。 というわけで、たっぷり休憩をはさみながら9時間かけて新潟県O市に辿りつ…

全校『学び合い』振り返り①「なぜ、必要か」

なぜ、全校『学び合い』が必要と考えたか。 →学校教育の本質に迫れるから。 『学び合い』は他者の力をうまく借りる力を重視しています。 何が何でも自分の努力で解決するべきだという価値観に重きをおく方は、相入れないかもしれません。 でも、私たち大人も…

学級目標、旗印、ビジョン

学級目標。旗印。ビジョン。 戦国武将なら、武田信玄の「人は城、人は石垣、人は堀」、上杉謙信の「義」、石田三成なら「大一大万大吉」がお気に入りです。 さて、ここ10年くらい、学級目標を設定する際に、保護者の方々の考えや願いも聞いています。1年後、…

スタンダードを問う

私がいる教職大学院ですが、研究室には現職院生もストレート生も含めたメンバーがいます。 公立学校のオファーを受け、学校課題改善のためにチームとなり現場に赴きます。 ほかにも全国からお客さんの対応、書籍の執筆、日々のゼミ運営などを異年齢集団で汗…

小規模校の救世主

上越教育大学院に所属しながら、勤務先の小学校で実践を積んでいます。 西川純教授が提唱する最先端のアクティブ・ラーニング全校(異学年)『学び合い』を毎週1回~3回ほど、定期的に行うことができました。 体育館などの広い場所で、学年の枠をとっぱらっ…

歌川広重展

妻、娘、娘の友だちと歌川広重展に行ってきました。 広重は東海道を幾度となく題材にしていたらしく、 東海道五拾三次の「保永堂版」「丸清版」が展示されていました。 この両者は16年ほどの期間をおいて描かれていて、タッチや画風の違いだけでなく、時代背…

夏まつり、宵かがり

夏ですね。本州最北端もしっかり暑いです。 さて、津軽地方は、5月くらいから秋まで、多くの神社が2日間ほどのお祭りを開催しています。 その1日目の前夜祭を「宵宮」(よみや、よいみや)といって、参道に屋台が立ち並びます。 今も昔も津軽の子供たちの大…

奥さまの指導案

「ちょっと、わたしの指導案、見てよ。」 「喜んで!」 妻の校内研修の授業が迫っていた日のことです。 マッハで見ました。 ほう、算数ですか。どれどれ・・・。 ・・・! ・『学び合い』をする(二重括弧付き) ・できるだけ俯瞰して児童の様子を見守る ・…