MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

読書

読み聞かせの幸せ

娘は本が大好き。息子は、まあまあ好き。 娘は読むスピードがあって、読むジャンルも幅広い印象。息子は読書量は決して多くはないのですが、なんだか笑っちゃうような面白い惹きつける文を書きます。(親ばかです) さて、娘(中2)と息子(小5)が夏休み…

ほったらかし投資術 一本買うだけ!

山崎元さん、水瀬ケンイチさんの「ほったらかし投資術」を読みました。 全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (朝日新書) 作者:山崎 元,水瀬 ケンイチ 朝日新聞出版 Amazon 投資に関しては、やらなければならないものではなくて「やると有利だと思った人がやる…

読書会

読書会。本を読んで語り合う。 対話を通して、新しい見方や自分なりの読みや解釈を深めることができる。同じ書籍でも、自分1人だけでは気づかない視点が面白い。刺さる箇所も人それぞれ。 参加することでさまざまな書籍に触れられます。(さまざまな方からお…

タイミング

来週、行われる読書会に向けて「ビジョナリーカンパニーZERO」を読み直しています。 偉大で永続的な企業をつくる地図ともいうべき書ですが、自分にとって身近な職場(小学校)や地域コミュニティ、そして自分自身に落とし込もうとしながら読んでいます。 が…

バビロン 大富豪の教え

現代に出版されている多くのお金に関する書籍の原点ともいうべき書。 漫画版しか読んでいませんが、古代バビロニアから続くお金を増やし、お金に縛られず、充実した人生を送る「人類不変の知恵」を理解するには十分な内容です。近頃、存在感を増している「漫…

夏子の酒

あれは高校生くらいか、それとも大学から帰省しているときだったか。 ドラマ「夏子の酒」が放映されました。 (といっても、残念ながら、私の地元青森県にはフジテレビ系列がないので、違う曜日、違う時間帯に放送されていたのですが・・・。) 演者は和久井…

僕はベンチでコーヒーを飲んでいたら勝っちゃった

面白い記事でした。リッカートの組織論や「ビジョナリーカンパニー」、『学び合い』などと重なりました。 選手たちが主体になって「密」な時間を過ごして、ぐーんと伸びていった。そんな高校サッカー部の軌跡です。 「朝練でタバコは当たり前、 カンニングも…

夢をかなえるゾウ0

本物の夢は、自分と同じ痛みを持つ他者を救うことで、自分を救う。 自分のためと人のためが最も高い次元で交わったときに表れる思いが本物の夢。 最高の行動を選択し続けた人間は、本人が全く想像しなかった形で夢を叶える。 苦しかったことや悲しんだこと、…

「父が娘に伝える経済の話」と金融教育

「父が娘に語る」の言葉だけでも、ぐっとくるのは私だけでしょうか。 父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 作者:ヤニス・バルファキス ダイヤモンド社 Amazon 読んでみて、考えたことをメモっておきます。 (1)お金に…

おさるのジョージを教室で実現

子どもたちの探求と試行を奨励する答えは、 シンプルに好奇心に対する教師の暗黙の態度を変えるだけ。 それは、子どもたちを信頼する。子どもたちの時間を増やす。 おススメいただいた西川オンラインゼミの先生の方のコメントどおり、『学び合い』に通じると…

生産消費者と学校教育

『富の未来』に「生産消費者」という言葉があります。 富の未来 上巻 作者:トフラー,A.,トフラー,H. 講談社 Amazon 富の未来 下巻 作者:トフラー,A.,トフラー,H. 講談社 Amazon 販売や交換のためではなく、自分で使うためか満足を得るために財やサービスをつ…

バイブル

ビジョナリーカンパニーZERO この1年間に読んだなかでは断トツでした。バイブル的1冊になりそうです。 永続する偉大な企業、そうではない企業の実例をもとに、ビジョンをもつ重要性が、びしびし伝わってきます。 教育というフィルターを通した読後感を述べ…

ビジョナリーカンパニーZERO

ジム・コリンズ、ビル・ラジアーの「ビジョナリーカンパニーZERO」を読んでいます。 ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる 作者:ジム・コリンズ,ビル・ラジアー 日経BP Amazon 第1章から琴線に触れる言葉の連続…

教育幻想 クールティーチャー宣言

教育幻想 クールティーチャー宣言 (ちくまプリマー新書) 作者:菅野 仁 筑摩書房 Amazon 「友だち幻想」に続き、菅野仁さんの「教育幻想」を読みました。菅野さんは宮城県仙台市のご出身ですが、青森県にもご縁のある方ということを知りました。 本書は、教育…

「獺祭」の挑戦

総理がアメリカ大統領に振る舞ったお酒、 蔵元の意図せぬところで高騰してしまった売値、 西日本豪雨被災から1か月で「獺祭 島耕作」の出荷など…。 個人的には、そういったある意味メジャーなイメージしか抱いていなかった「獺祭」 とっても素晴らしいお酒だ…

おじさんたちと娘のオンライン『学び合い』

今日は、オンライン読書会に参加しました。 課題図書は、前田康裕先生の「まんがで知るデジタルの学び」です。 各地のICTの活用や各先生方の教育観に触れられ、充実した時間でした。 そのあと、私のたってのお願いで、宮城県にお勤めの高校(数学)の先生に…

イクメンで行こう!

ここ数日、家庭に関する投稿が続いていました。 多分、今の自分がそういうモードなんだなあと思います。 そこで、上越教育大学の西川先生からおすすめいただいた「イクメンで行こう!」(著:渥美由喜さん)を紹介します。 イクメンで行こう!―育児も仕事も…

友だち幻想 人と人の〈つながり〉を考える

友だち幻想 ――人と人の〈つながり〉を考える (ちくまプリマー新書) 作者:菅野仁 筑摩書房 Amazon 「友だち幻想 人と人の〈つながり〉を考える」 今の時代を生きる子供同士のつながり方や関係性の築き方などの世界観を把握できる内容でした。 自分の教員とし…

読書のコツ

今の自分が知りたい!興味ある!と、脳内で盛り上がっているものを優先的に読む。 すばり、吸収力が違う。 買ったけども、しばらく手つかずの本があります。 それは、今の自分には、後回しにしても構わない、もしくは、なかなか咀嚼できないレベルだと割り切…

みんなに好かれなくていい

図書館のおススメコーナーにあった「みんなに好かれなくていい」(著:和田秀樹さん)を読んでみました。 表紙にYouth books、背表紙に「若い人むけ」とラベルが貼ってあります。 「日本人の平均年齢は47歳。だから日本人の47歳以下は若者」と落合陽一さ…

そろそろ、部活のこれからを話しませんか

中沢篤史さんの「そろそろ、部活のこれからを話しませんか」(大月書店,2017)を読みました。 日本の学校に在籍した多くの方が部活動にまつわるストーリーをお持ちだと思います。 また、ご自分の経験から、部活動へのそれぞれの思い入れがあるのではないで…

ゆでガエル事件

ハリーポッターの世界を再現し、低迷にあえいでいたUSJをV字回復させたことで知られる凄腕マーケター森岡毅さんがある書籍で以下のようなことを述べていました。(特に少年時代のエピソードが強烈です。) 引用すると、 日本の学校教育は、子供一人ひとりの…

三千円の使いかた

原田ひ香さんの「三千円の使いかた」という小説を読みました。 三千円のかしこい使い方とか運用の小説なのかな?などと思いながら小説のタイトルになんとなく惹かれ、買ってみました。 読んでみると、都内の市井のありふれた家庭に生まれた24歳の女性、そ…

#教師のバトンとはなんだったのか

#教師のバトンとはなんだったのか 教師の発信と学校の未来(岩波ブックレット)を読みました。 教師のバトンが大炎上したことをご存知の方は多いのではないでしょうか。 SNS上で起こった一大ムーブメントです。 本書では、炎上の理由として、足元の働き方が…

「富の未来」(上)の読書会に参加して

先日、西川ゼミのオンラインメンバー主催の アルビン・トフラ―、ハイジ・トフラ―夫妻の「富の未来」(上)の読書会に参加しました。 かなり骨太の本ですが、参会者の皆さんと話し合う中で、考えが深まっていきます。 本書には、「教育」にも触れられている一…