MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

『学び合い』

好機到来

校内研修の一環で、指導主事をお招きして、授業を公開する「要請訪問」というものがあります。 先日、研修主任から「先生、新しい風を吹かせてください。授業いかがですか?」と打診がありましたので「喜んで!」と即答しました。 ・・・念のため、前任校で…

単元内自由進度『学び合い』

大学院時代、「大正自由教育 ドルトン・プランと吉田惟孝」(著:岩崎彰代志)という書籍を読みました。そこに以下のような一節があります。 ”自学自習のドルトン・プランに各人の能力に合った教育をした日本古来の教育と共通点を見出した吉田は今の画一的教…

趣味

今日は、遅くなってしまいました。 最近、定時を過ぎた分のお仕事は、もはや「趣味」と考えるようにしています。 教材研究にしても然り。どんなに教師が丹精を込めて案を作ったとしても、全ての子どもたちにフィットすることはない。 趣味も家族に負担がかか…

オンラインゼミ①(言霊について)

Q:西川研究室では「期待している」「結果を出します」という言葉を日頃からよく使うことを意識している。これは「言霊」を意識しているのか。で、もし、言霊があるとして、分かりやすく説明するとしたら? A:あると思う。それは心霊的なものではないと思う…

晩酌

やっと金曜日が来ました! 朝、妻と「晩御飯はいつもの焼き鳥屋でテイクアウトしよう!」「それ、いいね!」となり、これを励みに1日をスタートさせました。 朝の会では「1週間、お疲れさん!先生は、夜に焼き鳥で一杯やるために、今日を生ききます!」と…

ぼちぼち、始めています

ぼちぼち授業を始めています。 今日は、社会科の授業を『学び合い』で行いました。 まだノート類が届いていないために、5年生の復習プリントを用意しました。 関わり合いを増やす意図で、国際問題の解決方法を3人以上に説明するといった課題設定です。 何を…

ゼミの若者から

西川ゼミで一緒だった初任2年目の若者からLINEがありました。 「今日、電話いいですか」と…。 内心、重い相談事だべかと頭をよぎりましたが、教育意欲あふれる若者だけに、それはない、ないと気楽に構えていました。 着信。第一声も明るく、今年、情報主任に…

オンライン西川ゼミ

今日まで上越教育大学教職大学院の学校教育実践研究コースの西川研究室在籍でした。 といっても、実習期間は地元にいることができたので、ゼミはZoomで参加するオンラインゼミ生のようなものでしたが…。 で、明日から、本物のオンライン西川ゼミ生になります…

人の幸せを喜べる人に

いつぞやのゼミでの言葉。 「人の幸せを思いきり喜べるように。あなたが思いきり幸せになればいい。」 とても幸せそうな師に出会い、足元の幸せを見つめ、感じるようになりました。 幸せな人と触れ合うことが、子どもたちや大切な人を幸せにしていくのだと思…

最後のゼミに向けて

先ほど、上越に入りました。 こまめに休憩を入れて、今日は11時間かかりました…。 明日。最後の学年ゼミです。 PCを開き、ゼミの質問記録を見ると、自分の質問と気になったゼミ生の質問、合わせて350ありました。 『学び合い』、教育、幸せ、健康、投資、…

講師がいない問題

関東で小学校に勤務している大学時代の友人A君からLINEがきました。 新年度からの講師急募!ということです。 ところで、そのLINEグループのメンバーは日本各地に居住しています。 A君が藁にもすがる思いで、講師募集を全国に広げている姿から焦燥感が伝わっ…

実践イメージを超えて

流動型『学び合い』の授業づくり(著:高橋尚幸先生) 来月、現場に戻ったときの実践イメージを高めようと再読。 『学び合い』実践者の高橋先生がその足跡を記録した貴重な内容だけに、共感、いや、感嘆することばかりなのですが、今回、感じたのは、教師と…

『MANABIAI』

最近、週1でやってくるアメリカ人のALT(Assistant Language Teacherの略)との会話が楽しく、アメリカの金融教育や進学のことなど、個人的に興味関心があることを話題にしています。 ところが、ALTは日本語が微妙。私は英語がかなり微妙。それでも「Oh、ワ…

復帰後の落とし穴は?

修了、現場復帰が近づいています。 ゼミで『学び合い』を学んだ現職教員として、復帰後に何か落とし穴がないか聞いてみました。 【とある日のゼミの問答】 私:おそらく異動だと思う。40代でも「おはようございます」「ありがとうございます」「すみませんで…

教育の結論は教師

本日、現任校にて、大学院の支援実習についての報告会を行いました。全職員が集まってくれました。 2年間、実践に協力いただいた、全校『学び合い』、オンライン『学び合い』、金融教育の実践について報告させていただきました。 教職員のポリシーや指導観を…

超えていけ(飛び込み授業記)

2回目の『学び合い』飛び込み授業記です。大雪警報のさ中、行ってきました。 5年生約50名。教師1人の50倍、いやそれ以上の力が発揮されることに車中で胸を躍らせて。 今日は、道徳の『学び合い』です。課題は「新1年生(対象)に自分たちが大事だと思う心を…

『学び合い』参観in長野

長野県で、西川研OBの『学び合い』(数学)を参観しました。 午前・午後と3つの授業を参観させていただきました。 穏やかな口調。課題を告げると、動き出す子どもたち。3つのクラスとも、安心して学び合っています。 また、同じ授業者の『学び合い』でも…

コントリビュート

集団に属しているのに、頼りにされないのは本当に苦痛。大人もそうだ。存在意義を見失う。そんな場所に行きたいと思えるだろうか。 今、集団に入っていけないあの子の心情、あの子の数年後や未来はどうなるか。教師の性?以前に人として、人の親として気にな…

仲間づくり

今日、息子の野球クラブの指導陣が不在ということで、練習を見ることになりました。 全体を集めて、今年のチームの方向性の確認。 チーム全体への声掛け、チーム全体へのフィードバック。 子どもたちは、自分たちで話し合える関係性が育っているみたいなので…

読書会リフレクション「特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門」

本日は「特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門」の読書会に参加しました。 著者は西川純教授と西川研OG深山智美さん。 特別支援学級の子どもの一生涯の幸せを保障するために学校は何ができるかをテーマの一冊です。 さて、本日は深山さんのお話も伺…

『学び合い』参観者からのコメント紹介①

院の修了まで4か月を切りました。2年間の学びや実践を集約する作業に入っています。 PCから2021年度に行った全校『学び合い』を市の小規模校職員に公開したときにいただいたコメントを見つけました。 授業公開が情報発信となり、そこから新たな視点や自他…

ゼミ振り返り(12/9)

今日は2つの質問を西川先生にしました。 ①中学校単位の地域コミュニティの核として学校を考えたとき、統括するような校長がいたほうが物事がスムースに進むのではないだろうか? →何かを始めることができるのは、最前線で実働している人たち。地方の教職員…

学校に集う人たち

先日、学習発表会がありました。 運動会や学習発表会などの学校行事は、前年度までの職員やら地域の方々が多数、学校に集います。 元同僚や教え子、保護者の方々などと再会し、四方山話で盛り上がりました。 また、私だけでなく、学校のあちこちで保護者や地…

ゴーール!のその先

森保ジャパン、私は好きです。 想像を超えませんが、チームマネジメントの仕方が選手同士の対話を促しているようで。 その手法、采配には様々な意見を見聞きしますが、海外トップリーグで鎬を削るメンバーが集うサムライブルーたちは、リーダーとしての森保…

どこでもドア

青森から新潟県上越までの移動距離はおよそ560km。 所要時間(自家用車)およそ9時間。 長距離、たった1人での運転は、かなりこたえます。 ・・・が、オンラインなら一瞬。 どなたかが言っていましたが、もはや現代の「どこでもドア」です。 本日、院生…

ゼミ振り返り

本日の上越教育大学院の西川ゼミ振り返りです。 ①オンラインで『学び合い』をした結果、予想どおり、参加児童の距離が近づいたことを実感している。子供たちはブレイクアウトルームを交流の場として選択せずにチャットやドキュメントの共同編集による交流を…

上越~小千谷~長岡~上越

今日は現職院生仲間の『学び合い』実践を参観に3ヶ月ぶりに小千谷に行きました。 1学期の実践と変えたところ、子どもたちの変化などを話し合いながら、学びを見守りました。 すごくいい雰囲気。自然に学びが進んでいくのがわかります。教室の空気感が前より…

『学び合い』は中長期投資

教師は見返り(リターン)を求めて働いていいと思います。今日は、何を見返りやリターンと捉えて、教育という投資をしていくとよいかを再認識することができました。 今日の午後、担任した卒業生Aさんのお家(りんご農家)にお土産に持っていくために購入し…

物理的距離はあれど

本日、中学校区の研修がありました。会場は先週までオンライン『学び合い』をした隣の小学校です。 6年生の教室へ入ると「あ!また、来たんですか?」と笑顔で迎えてくれたので、「おう、来ちゃったよ」と応えました。 ふと、教室を見渡すと、絵日記が掲示…

越後『学び合い』の会 リフレクション

越後『学び合い』の会。 今回のテーマは、『学び合い』で一生涯の幸せを叶えるでした。 内田雅和先生(三田国際学園)、貞包先生、諏訪部先生、西川純教授のお話を聞きました。 どのお話も各先生が歩んできたストーリーが想起され、その生き様や願いを共有で…