MY TEACHER ACADEMIA ~KUBOのティーチャーアカデミア~

教職大学院修了ホヤホヤの小学校教員21年目。過去から今、そして未来に向けて感じていること、思っていること、学んでいることを徒然なるままに綴るブログです。

つぶやき

再会

ドラッグストアで、ばったり先輩に会いました。初任校の先輩です。 気取らない性格で、いつも元気を分けてもらった方です。年齢も2つ違いで部活の先輩後輩に近い感じで付き合ってました。 当時、その学校は韓国と国際交流をしていたので、ソウルで見知らぬ飲…

人を見るセンサーは人

前回のゼミでは、西川先生に「教師の力量を見るには」という質問をしました。 以下のように答えていただきました。 それは、アウトプットで見るしかない。力量を定めているのはフィロソフィー(哲学・理念)の問題。 若いゼミ生には、学校で生き残るために「…

教育という投資

短期投資は、慌ただしく売買したり、株価変動を気にしたりするため負担が多いんだろうなと思います。もちろん長けている人もいると思いますが、時間も知識もマメさも乏しい自分には、とても無理なので、長期分散投資をしています。 世界経済の成長率チャート…

選べる教育相談!

「どの先生にすればいいかなあ。」 娘がクロムブックの前で呟いていました。 「なーに?」と聞いてみました。 すると、娘の中学校では教育相談の先生を指名できるようになったみたいです。 これは世田谷区立桜岡中の「ゆうゆうタイム」を参考にしたのでは!…

1年生の担任

そういえば小学校1年生の担任だけ未経験です。 「7歳までは夢の中にいる」という言葉を見聞きしたことがあります。 これは、この年代の子どもたちが、他の世代と比べ、世の中や自分自身に大きな可能性を感じることができているという意味ではないかなあと…

授業動画を見て

金融教育の実践分析をするため、録画した授業を見ています。 主に授業における子供たちの発話や関わりを見とるための録画なのですが…。 授業者である自分自身にも目が行きます。 「ああ、年とったなあ」「丸くなったなあ」という見た目への気付きもあります…

読み聞かせの幸せ

娘は本が大好き。息子は、まあまあ好き。 娘は読むスピードがあって、読むジャンルも幅広い印象。息子は読書量は決して多くはないのですが、なんだか笑っちゃうような面白い惹きつける文を書きます。(親ばかです) さて、娘(中2)と息子(小5)が夏休み…

NO RICE  NO LIFE

先日、妻の実家から新米「つや姫」が届きました。知人から大量にいただいたらしく、おすそ分けとのことです。 惜しむらくは、つい1週間ほど前に、令和3年産の米を買ってしまったこと。 新米が出てくるこの時期、米の購入は計画性が必要ですね。 とはいえ、…

息子が得たもの

本日、弘前市の強豪8チームが集う招待野球大会が行われました。結構、歴史ある大会で、弘前市の少年野球の甲子園的な大会です。 息子の所属チームも参加しました。初戦敗退とはなってしまいましたが、なかなか見ごたえのある内容でした。お疲れ様でした。 …

素敵な人

放課後の職員室にて。 ある先生から、 「最後の年に、これからの学びの形を知ることができました。ありがとうございます。子どもたちの行動や関係性が変わってきているのがわかります。お家の方も喜んでいました。」 と言っていただきました。 『学び合い』…

健康診断の結果 

職場に健診結果が届きました。 おっと・・・肝機能がよくありません。 (2週間くらい、断酒したのですが。) 微量ながら毎晩、コツコツと続けたアルコールか。 それとも、毎朝、コツコツ摂取したエナジードリンクか・・・。 (休肝日はあれども休エナ日のな…

基準

基準その1 「その評価は子供たちの一生涯の幸せにつながっているのか」 西川オンラインゼミ生の皆さんが話し合われていた評価の視点を目にしました。 この言葉から、自らの教師のあり方、授業や言動が、子供たちが15歳、18歳、30歳、50歳・・・にな…

夏子の酒

あれは高校生くらいか、それとも大学から帰省しているときだったか。 ドラマ「夏子の酒」が放映されました。 (といっても、残念ながら、私の地元青森県にはフジテレビ系列がないので、違う曜日、違う時間帯に放送されていたのですが・・・。) 演者は和久井…

あなたもきっと誰かの安全基地

昨年度、大学院の講義で「安全基地」「愛着形成」に関するものがありました。 その事例として、赤ちゃんの行動範囲の広がりが取り上げられました。 私は、スマホに入れていた息子(1歳前くらい)が、初めて一人で階段を上るところに挑戦するシーンが想起さ…

敬老の日

いつしか自分も親になり、子どもらも中学生と小学校高学年になりました。 夫婦共働きですから、事あるごとに近くに住む私の両親のお世話になってきました。 特に子どもたちが小さな頃は、最低月1で風邪をひいたり体調を崩したりしていました。 「最近、風邪…

丹精込めて

昨日、小学校3年生の総合的な学習「りんご栽培」に付いていきました。 葉取りとつる回しの作業です。 どちらもりんごの果実を日にあてて、色づきをよくするための地道な作業です。 これを数百本から数千本、人の手で行います。 丹精込めて、りんご作りがされ…

僕はベンチでコーヒーを飲んでいたら勝っちゃった

面白い記事でした。リッカートの組織論や「ビジョナリーカンパニー」、『学び合い』などと重なりました。 選手たちが主体になって「密」な時間を過ごして、ぐーんと伸びていった。そんな高校サッカー部の軌跡です。 「朝練でタバコは当たり前、 カンニングも…

「足るを知る」ための伏線

今日は上越教育大学院のゼミでした。 西川教授に「足るを知ること」「天才は、足るを知るのか」という質問をし、以下のように答えていただきました。 イチロー選手はボールの打ち方を説明できるというが、本当の天才は説明できない。打ててしまう。 つまり、…

「父が娘に伝える経済の話」と金融教育

「父が娘に語る」の言葉だけでも、ぐっとくるのは私だけでしょうか。 父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 作者:ヤニス・バルファキス ダイヤモンド社 Amazon 読んでみて、考えたことをメモっておきます。 (1)お金に…

教室マルトリートメント

無自覚にやっている?子どもを傷つける「教室マルトリートメント」とは | 東洋経済education×ICT | 変わる学びの、新しいチカラに。 (toyokeizai.net) facebookのタイムラインでもよく見かけた川上康則さんの「教室マルトリートメント」の記事です。 教室マル…

町たんけん

2年生の町たんけんに付いていきました。 学区は、岩木山の裾野にある農村地帯です。 地域に伝わる伝説をたどりながら、りんご畑を歩んでいきます。 道すがら「こーんにちはー」と元気にあいさつする子ら。 地域の方々も農作業の手を休め、手を振って返して…

主語は誰?

時間短縮だけの「働き方改革」でなく、教員が笑顔でいられる学校づくりを | 東洋経済education×ICT | 変わる学びの、新しいチカラに。 (toyokeizai.net)大いに賛同できる取組み、考え方でした。 「働き方改革」も「学び方改革」も当事者である教職員集団や子供…

楽しい打合せ

昨日、9月から行われる実習について打合せを行ってきました。 メンバーは教頭先生と教務主任、そして私の3人。(平均年齢高め) 1学期から再開した合同『学び合い』の実践を継続しながら、学校のニーズにも応えていくための具体を話し合ってきました。 雑談…

新潟の茶豆

上越教育大学院の仲間より、うれしい贈り物が届きました。 新潟の茶豆です。 届いた茶豆は、専用の畑で有機肥料を使って育てた逸品とのこと! 何よりうれしかったのは、私が枝豆好きなことを覚えていてくださったことです。 そのお気持ちに感無量です。 本日…

できることから

3年で超勤606時間減の公立小、常態化する激務のどこにメスを入れたのか | 東洋経済education×ICT | 変わる学びの、新しいチカラに。 (toyokeizai.net)私は、2校目くらいから校内外の仕事の量が増えました。 そして、次の担当者の方のことも頭をよぎりました。…

心の薬箱

学校に通うことがしんどくなって、不登校になりかけた子。 その子がまた登校しようという気持ちになった理由として、印象深かった事例があります。 自分が小さかった頃の写真やビデオを見たそうです。 ご家族と一緒に。 自分が家族や親族に愛されていたこと…

卒FIT

早いもので我が家の太陽光発電システムも10年目です。 卒FITすると、売電価格がかなり安価になってしまいます。 そこで、発電した電力をどうするかの出口戦略を考えています。 有力なのものの1つに家庭用蓄電池の設置があります。 メリットとデメリットを…

諸外国における教員の役割を見て

「学校組織全体の総合力を高める教職員配置とマネジメントに関する調査研究報告書」(国立教育研究所 2017)という資料を見ました。 https://www.nier.go.jp/05_kenkyu_seika/pdf_seika/h28a/kyosyoku-1-8_a.pdf 176pには、日本と諸外国における教員の役割が…

バイブル

ビジョナリーカンパニーZERO この1年間に読んだなかでは断トツでした。バイブル的1冊になりそうです。 永続する偉大な企業、そうではない企業の実例をもとに、ビジョンをもつ重要性が、びしびし伝わってきます。 教育というフィルターを通した読後感を述べ…

自力解決の時間

授業の中に「自力解決」というシーンがあります。 文字通り、自分一人で解決する時間、自分一人で思考を深める時間です。 昨年、大学院の講義で、授業に「自力解決」を取り入れている国は世界の中ではごく少数であることを知りました。 (受験戦争が盛んなア…